おかんのネタ帳

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ロケ地はヴォーリズ住宅

2020-06-25 18:56:52 | ドラマ
吉川晃司さん主演、横溝正史原作のドラマが放映されてます。
「探偵由利麟太郎」 公式サイトは、こちら
関テレ制作のドラマですが、京都を舞台に、京都で撮影されてるんですね。 → こちら
ロケも京都及び、その周辺で行われているんですが、
昨夜の第2話は、近江八幡のヴォーリズ住宅がロケ地になっていました。

先日から、私のブログの6年前に書いた、旧佐藤邸の記事がヒットしてて。
なんでやろうと思っていたのですが、どうやら、ここがロケ地になったようです。
滋賀ロケーションオフィスのFacebookでも、撮影のことがアップされていましたが、
旧佐藤邸、という名前まで紹介はされていません。

6年前に見学したときに、聞いたのは、
持ち主だった人が亡くなり、一般公開はもう無理だろう、という話でした。 
住まいとしては当時のままのようですね。ロケができたんですね。
多分、室内の撮影はあまりなかったのではないかな。
内部での撮影は、ほとんど京都東映撮影所のセットだと思います。

うっそうとした木立の中に建っていたので、なかな全景がとれなかったのですが、
面白い洋館でしたよ。 詳しくは、2014年のブログを読んでみてください → こちら

このブログにもちらっと書いていますが、建物について参考にした本があります。
20年近く、地元の建築関係の事務所で仕事をさせてもらってたこともあって、
顧客向けの季刊紙で滋賀県内の近代的な建物をいくつか紹介するのに、活用しました。

ここで突然ですが(苦笑)、Facebookの「本のリレー」で紹介しきれなかった本を。



石田潤一郎・吉見靜子・池野保著『湖国のモダン建築』
2006年11月から2008年3月まで、京都新聞に連載されたものを編集出版されたものです。
ヴォーリズ建築をはじめとする、滋賀県内にある近代建築がまとめられています。
滋賀県庁や、大津公会堂、大津カトリック教会なども載っています。

見学可能なところは実際に行きましたね。
旧佐藤邸へ行ったのは、ヴォーリズ建築の見学バスツアーに参加したから。

それもあって、2017年に「近江八幡・ヴォーリズの足跡と今も愛される建物をめぐる」という記事を書きました。
その時、ヴォーリズ記念館(近江八幡)で『吾家の設計』『吾家の設備』という本も購入しました。



これは、W・M・ヴォーリズ著『吾家の設計』の方。
ヴォーリズは、80年も前に多くの建物を建築しました。著書では、
「最初に設計するのは台所、立派な座敷や上等な客室よりも無駄のない動線、設備の整った台所があると家の価値が上がる」と説いています。
家族の健康を考えた住まいを実践していたようです。
だから、現代の人も支持されるわけですね。
すごいです~

ロケ地となった旧佐藤邸が登場するドラマ、
「探偵由利麟太郎」、第2話は、6/30(火)15:50~ 再放送します~
ちょっと、コワイ話ですが・・・・横溝正史らしい話です。

動画配信サイトでも見ることができますね。
Tverでは、30日まで → こちら
1か月無料で視聴できる、U-NEXTでも、見られますよ。



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