先日、京都シネマへ行った時に、上演開始まで時間があったので、
京都島原の角屋(すみや)へいってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/76/a3dc97d49f540cc965c8e4b77497fa9c.jpg)
島原というのは、江戸幕府の許可を得て栄えた花街。
江戸の吉原に並ぶ公許の遊び場ですが、
遊郭の要素の強い吉原と違って、島原は、
歌、舞、音曲などでお客さんを楽しませる遊宴の場だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/c5/caa14a917c4adabc4e26890e92947407.jpg)
、
角屋は「揚屋(あげや)」で、置屋(おきや)から派遣される、
太夫や芸妓を呼んで、お客さんをもてなすところ。
江戸期の建物は、国の重要文化財だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/03/1cbefd958dc75ffa59eac121247e9a21.jpg)
今で言う料理やさんのようなところで、
お台所が広いのも特徴だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/14/6c182b821cd6ff0f991edd35d6971754.jpg)
天井が高く、梁が見えますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/8b/352c75942d4df0d412b444d5a34581e9.jpg)
台所の間。
広さを確保するのにできるだけ柱を入れないように、
大黒柱2本で支えていたそうですが、
それではいけないと、大正期に小黒柱を入れたとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/4c/9a1258bd186e0e02b01ef4621699fc37.jpg)
太夫さんたちは台所側のこちらから上がります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/ad/87d79b9efaaef2cbbbb16582fbf98826.jpg)
お客さんの入り口。
表の道路から90度曲がって入るようになってます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/a1/c6504a06766e9fcabf413f3e88c10cc5.jpg)
ちょうどその角に、新撰組の刀キズが~!
・・・出入りでもあったんかしら??
新撰組の面々も、ここで遊んだようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/db/feb8ddf8d7c04129a98178a8b41dcd85.jpg)
一番奥の大広間「松の間」は、大正期に立て直されてるようで、
ここは重要文化財ではないらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/b2/259b9f2c9000674ac2117ccaafc9efc2.jpg)
でも、建具はおしゃれです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a5/e244b1c204b14eb19ddedbdfa1bdb914.jpg)
お庭の松の木も、手家が行き届いてますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/50/523381cf862ee915a66c8ce5ddd14fd3.jpg)
凝った障子の桟(さん)もステキです~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/4e/9b16b6090b6de87a179b3e2f8413cc42.jpg)
欄間。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/fa/50e08dbdc5cb77c16c3f09b3f1b19ad9.jpg)
酔ったらここで覚ますんだそうです。
酔い覚ましの橋。座敷の奥にあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/7b/8a749b799edde1825beaf5d2c7ea3dcd.jpg)
網代(あじろ)の間。
天井の造作が網代になっているからそう呼ばれるとか。
天井が、灯りをとった行灯の油煙で黒くなっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/a1/dae1c8543da1fdd4b69066d1e18742cf.jpg)
こちらの床の間にある窓も凝っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/56/df5b6b3da9ebfb39c523777f18f926cc.jpg)
坪庭。富士山に見立てた石があったり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/b9/48e6771e6852df39e284f173992e8ad2.jpg)
赤い壁土は、高級なんやそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/8c/036fd60fb74aa9dd0e00f371a42c084a.jpg)
外壁も、趣ありますね。
明治に入って廃業したようですが、
二階建てで、二階にお座敷があるようです。
島原は、塀で囲まれた吉原と違って、
市井の人が自由に入れたようです。
遊宴では、短歌や俳諧など、文化的な寄り合いもあり、
もてなす島原の太夫は、文化的なたしなみもあったようです。
公許の置屋「輪違屋」は、現在もお茶屋として営業中。
現役太夫も5人いるそうです。
お座敷に呼ぶと・・・ん十万円とか・・・
そういうところが今も残る京都。
すごいですね~
ちなみに島原は、JR丹波橋の駅の近くです。
京都島原の角屋(すみや)へいってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/76/a3dc97d49f540cc965c8e4b77497fa9c.jpg)
島原というのは、江戸幕府の許可を得て栄えた花街。
江戸の吉原に並ぶ公許の遊び場ですが、
遊郭の要素の強い吉原と違って、島原は、
歌、舞、音曲などでお客さんを楽しませる遊宴の場だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/c5/caa14a917c4adabc4e26890e92947407.jpg)
、
角屋は「揚屋(あげや)」で、置屋(おきや)から派遣される、
太夫や芸妓を呼んで、お客さんをもてなすところ。
江戸期の建物は、国の重要文化財だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/03/1cbefd958dc75ffa59eac121247e9a21.jpg)
今で言う料理やさんのようなところで、
お台所が広いのも特徴だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/14/6c182b821cd6ff0f991edd35d6971754.jpg)
天井が高く、梁が見えますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/8b/352c75942d4df0d412b444d5a34581e9.jpg)
台所の間。
広さを確保するのにできるだけ柱を入れないように、
大黒柱2本で支えていたそうですが、
それではいけないと、大正期に小黒柱を入れたとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/4c/9a1258bd186e0e02b01ef4621699fc37.jpg)
太夫さんたちは台所側のこちらから上がります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/ad/87d79b9efaaef2cbbbb16582fbf98826.jpg)
お客さんの入り口。
表の道路から90度曲がって入るようになってます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/a1/c6504a06766e9fcabf413f3e88c10cc5.jpg)
ちょうどその角に、新撰組の刀キズが~!
・・・出入りでもあったんかしら??
新撰組の面々も、ここで遊んだようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/db/feb8ddf8d7c04129a98178a8b41dcd85.jpg)
一番奥の大広間「松の間」は、大正期に立て直されてるようで、
ここは重要文化財ではないらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/b2/259b9f2c9000674ac2117ccaafc9efc2.jpg)
でも、建具はおしゃれです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a5/e244b1c204b14eb19ddedbdfa1bdb914.jpg)
お庭の松の木も、手家が行き届いてますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/50/523381cf862ee915a66c8ce5ddd14fd3.jpg)
凝った障子の桟(さん)もステキです~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/4e/9b16b6090b6de87a179b3e2f8413cc42.jpg)
欄間。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/fa/50e08dbdc5cb77c16c3f09b3f1b19ad9.jpg)
酔ったらここで覚ますんだそうです。
酔い覚ましの橋。座敷の奥にあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/7b/8a749b799edde1825beaf5d2c7ea3dcd.jpg)
網代(あじろ)の間。
天井の造作が網代になっているからそう呼ばれるとか。
天井が、灯りをとった行灯の油煙で黒くなっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/a1/dae1c8543da1fdd4b69066d1e18742cf.jpg)
こちらの床の間にある窓も凝っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/56/df5b6b3da9ebfb39c523777f18f926cc.jpg)
坪庭。富士山に見立てた石があったり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/b9/48e6771e6852df39e284f173992e8ad2.jpg)
赤い壁土は、高級なんやそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/8c/036fd60fb74aa9dd0e00f371a42c084a.jpg)
外壁も、趣ありますね。
明治に入って廃業したようですが、
二階建てで、二階にお座敷があるようです。
島原は、塀で囲まれた吉原と違って、
市井の人が自由に入れたようです。
遊宴では、短歌や俳諧など、文化的な寄り合いもあり、
もてなす島原の太夫は、文化的なたしなみもあったようです。
公許の置屋「輪違屋」は、現在もお茶屋として営業中。
現役太夫も5人いるそうです。
お座敷に呼ぶと・・・ん十万円とか・・・
そういうところが今も残る京都。
すごいですね~
ちなみに島原は、JR丹波橋の駅の近くです。
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