15日(土)、名古屋公会堂まで行ってきました。
こんな状況の中ですが、公演してくれる限り行ってこようと心に決めて。
諸般の事情で断念した人も多数。いろいろ心苦しいけど、それは、公演する側も同じやと思う。つい、2週間ほど前までは、ここまで心が折れそうになることもなかったのにね。
KOUHEIMATSUSHITA LIVE TOUR 2022 ~CANVAS~ in 名古屋。
良いお天気でした。
洸平くんファンの若い子!(娘と同じくらいの~)と、一緒に車で行ってきました。新名神から名古屋まで。若い子が運転してくれまして~
ちょっとレトロなホール、名古屋公会堂。1700人キャパ、のようですね。椅子やトイレなど、新装している部分もあるけど、古い建物のようです。傾斜が少ないので後方席は観にくいかも・・・
ネタバレしますが、感想を。
興味のない方は、スルーしてくださいね。
長いです~~ なので、改行少なめで書き連ねます。
相変わらずライブ中にメモを取る器用さはないので、洸平くんの言葉とかは正確ではありません。そんな雰囲気、ニュアンス、そんな感じやったというものなのでご了承くださいませ。
(間違ってたら、こそっと教えてください~~)
公式Youtubeにアップされている曲は、タイトルにリンクを貼っています。ぜひお聴きくださいね。
ホールに入ると、去年と同じくおしゃれな音楽が流れています。会場BGM、お友だちが調べてくれて。(そういうアプリがあるんですよ)
カーク・フランクリンのチェインズ、らしいです → こちら
洋楽というのはわかったけど~~~誰でもわかるわ~(苦笑)アメリカのブラックミュージック、ゴスペルの歌手ですね。
諦めた人もいるので空席が目立つのかなって心配しましたが、一席飛ばしの去年と違って全席開放しているせいか、空席間をまったく感じませんでした。むしろ多いなぁ~って、思ったくらい。
ステージはグレイの紗幕が下りていました。
舞台は見せないぞ~って感じです。なんで??
照明が落とされて、拍手が起こります。そして音楽とともに始まったのは、絵の具を落としたような雫がいくつも表れ・・・そう、紗幕にプロジェクションマッピングですよ!
音楽ライブに、映像??? なんでもできる時代なんやね~~
水滴が落ちるような音が流れ、絵筆が画面を這い、映像は大きく広げた手のひらへ~ なんともハートフルな絵です! そして、植物が伸び、鳥が羽ばたき・・
幕の向こうから洸平くんの声がしたような~
そうです。去年のライブは下手から登場しましたが、今回は紗幕の向こうで板付きで登場なんですね!! っていうかお姿は見えないねんけど。
セットリスト
01. FLY&FLOW
02. STEP!
03. 止まない雨
04. 涙の中に君がいる
05. One
06. つよがり
07. エンドレス
08. 君に夢中
09. Heart
10. みんなが見てる空
11. 彼方
12. KISS
13. STAND UP!
14. あなた
15. 握手
16. 旅路
セットリストは初日の仙台公演に行った人から間接的に?聴いていたので、最初の曲が洸平くんオリジナルということは知っていました。
「最愛」の撮影現場で感じた、モノづくりに打ち込む若い人たちを思って作った、「fly&flow」。
その曲のイントロが流れ、伴奏とともに、照明が紗幕に当たり、その向こうでトラップする洸平くんのシルエットを映し出します。いろんな角度から、動く洸平くんのシルエットが複数~~
なんなん、このカッコ良いオープニング!
で、歌が始まってもまだ本物の洸平くんは見えなくて・・・うす~く、透けるように、向こう側にいる洸平くんが見えるような、見えないような???
どんだけもったいぶるん~(苦笑)
シルエットが消えると、今度は、歌の歌詞の文字が大きさを変え、太さを変え、横書きになったり縦になったりして幕いっぱいに映し出されていきます。
すごいな~~
で、まだ、洸平くんが見えない~~ じらすやん~~~!
大サビで、やっと見えてきました。ピンクのシャツ、黒い細身のパンツ。シャツの胸にはわりと大きな赤い花?の刺繍。中に白Tシャツ、パンツにinして細いベルトをしてます!
・・・こんな可愛いカッコ、この人にしかでけへんよね。
すぐに2曲目 「Step 」
アレンジはデビューCDと同じ感じ。今回のバンドマスター、ギタリストのカンノケンタロウさんのアレンジ。12月に発売したミニアルバムに入ってる2曲も、この方のアレンジです。カンノさんは、洸平くんが通った音楽の専門学校からの友だち。愛称カンちゃん。
バンドメンバーも素敵な方たちですよ。
ギター カンノケンタロウさん
キーボード 平野晋介さん
ベース 永井隆泰さん
ドラム 海老原諒さん
マニピュレーター 足立賢明さん
ドラムのエビちゃん、マニピュレーターの足立さんは今回初参加。マニピュレーターとは、デジタルサウンドの専門家のことですね。「サウンドクリエイター」「シンセサイザープログラマー」ともいうらしい。
改めまして、松下洸平です、って、この曲が終わってから挨拶したような。
「名古屋、1回だけってって寂しいな~」(会場が拍手)
名古屋は、思い出深いと言うてましたね。
去年のライブのファイナルが名古屋で、ここでメジャーデビューすることを報告。泣いてしまったという思い出の地ですから。
客席は、洸平くんがデザインしたツアーグッズでもある裏起毛の水色のパーカーを着てる人がいっぱい。(私も着てますからね!! ふふっ!)
(お友だちの写真をちょい拝借・・・)
「裏起毛ガールの皆さん! 暑くないっすか? 暑かったら脱いでくださいね。僕はこんだけしか着てませんからね」(って、・・・水色のパーカーは洸平くんがデザインしたんやん~~)
最初のデビューは21歳の時という洸平くん。当時の曲を、2曲続けて歌います。
19歳の、音楽の専門学校の頃に作ったという曲。「止まない雨」。カンちゃんに、聞いてましたよ。
「カンちゃん、この歌、知ってた? 僕の、19歳の時のこの曲・・・」
「・・・知らない・・」
「知らないか~」
「オレ、4号館だったから」
「あ、そうか、僕は2号館だったしね」(笑)
・・4号館と2号館、逆やった?・・ほんまかどうかわからんような、そんな会話もライブらしくて楽しいですね。
止まない雨と、20歳の頃に作ったという、「涙の向こうに君がいる」を2曲続けて。
「二十歳のオレ、降りてこい~」
またまた、34歳とは思えないような、可愛いことをやってますし~。
「名古屋の名物、食べましたよ!」
去年は名物の「ひつまぶし」が美味しくて3杯も食べてしまったという洸平くん。
今回は・・・「てんむす、でしょ。それと、味噌カツ」
なるほど、そっちを食べたんですね!
5曲目は、12月に発売したミニアルバムに入っている、「ONE」
すっごくいい曲なんですよね~~ 冬のラブソング、ですよ。再デビューシングルをプロデュースした松尾潔さんの作詞。
「これね、カラオケにあったら絶対歌う曲ですよ。僕の曲じゃなかったらね。好きなんですよ~」
そのせいか? ステージの上にミラーボールが登場して、雪が降ってるような斑点の光が一面に。ミニアルバムのリード曲「あなた」はけっこう頑張って歌わないと手ごわい曲やけど、これはほんとナチュラルに気持ちよく歌ってます。
続いての曲が、去年8月に出した再デビュー曲 「つよがり」。
松尾さんプロデュース、他の曲と比べると、ほんと昭和感が強いというか、大人の曲やなって思いますね。
「この曲で、音楽番組にいくつか出させていただきました。ミュージックステーションにも出ましたよ。(会場から拍手)昨日、ミュージックステーションに僕の映像が少し流れるっていうから見てたんですけど、1年間のランキングをやってて、僕が見た時はもう20位くらいで、僕、20位より上だったらどうしよ。7位くらいだったらどうしよう(笑)・・・1位はさすがにないだろうけどって思って見てたんですけど・・・僕のはランキングとは関係ない「俳優さんが歌ってる特集」で流れたんですね(苦笑) でも20秒流れたんだから!! (会場拍手!)ちなみに1位はV6さんでした」
うれしそうに話してましたね!! なんちゅうたって、あのタモリさんのミュージックステーションに出たんやから!
次の曲が、去年とも少しアレンジが違う? 「エンドレス」。
この曲を最初に聴いたのは、当時アップされてた洸平くんのYoutube、ピアノの弾き語りでした。朝ドラ「スカーレット」のヒロインキミちゃんとハチさんのまんまの歌詞やん~て、気持ちが入り込んでしまった曲ですよ。これがね、去年のライブでロックでおしゃれなアレンジになって、イメージがかなり変わりました。
「音源化してないんですが、いつか皆さんのもとに届けたいと思います」
待ってるからね!!
ここで、小さな椅子が出されて、
「みなさん、座りませんか。僕も座りますよ」
言い方が優しくて。可愛いかったり優しかったり、ほんまに。もう、この34歳っ!
「暑くないですか?裏起毛ガールズの皆さん」 またいうんですよ。そして気になるのかアンケート。
「今日、僕のライブに初めて来たという人~~??」
2階、3階席がどのくらいかわからないけど、3分の一ぐらい? もっと?
「うわ~、ありがとうございます。今日、楽しいなって思ってくださったら、またきてくださいね。
みんなどこで見つけてくれたんだろう。去年、たくさんの仕事をさせていただいたんですけど、一番印象に残っているのは『最愛』ですね」(会場が拍手~)
ここで、キーボードの晋さまが、『最愛』で大ちゃんのテーマソングのように流れる劇伴「familar arms」のイントロをポロリン・・・ きゃ~~~ 思い出すやん!
「(晋さまを見て)すぐに弾けちゃうの? すごいね。そうなんです『最愛』、終わって1か月ぐらい経ちますけどね、今でも思い出しますね。撮影は夏からかな。4月ごろから(役作りで)走ってたんです。ちょうど舞台やってて。(夏は)九州を回ってたんですけど、行く先々で、夜とかに走ってたんですね。途中迷子になったりしながら(笑)走ってたんですよ。
『最愛』で僕を知った人もいると思います。主題歌、この曲を聴くとね、ほんとに、今も思い出します。今日は、この曲(主題歌)を歌いたいと思います。
宇多田ヒカルさんの、『君に夢中』」
こんな難しい曲を、こんな短い間にマスターしてるのがすごいです。伴奏は晋さまのキーボードと、カンちゃんのギター。
洸平くんの声のキーなので、出だしのイメージは多少異なったけども、でも、すごい!途中で、カンちゃんがギターを打楽器のように叩く音だけで歌うところがあるんやけど、
♪ 序盤は完全ノーマーク 火が付くと止められなくなる・・
このあたり、もうキャワワ~~ですよ。ぞわぞわするっていうんですか?
ほんと、上手いなぁ~~ というか、なんかこみあげてくるものがあって、いかに自分が『最愛』にハマってたかって実感。この曲でムネアツになるとは。
ちなみに、「君に夢中」、宇多田さんの配信動画を見てたら英訳が「I’m crazy about you」なんですね。「crazy about」はカジュアルな表現らしいけど。crazy ってなんかドキドキ~
このあと、カンちゃんがアコースティックギターを抱えて隣の椅子に座ります。恒例の?洸平くんとカンちゃんのアコースティックコーナー。
「僕とバンドメンバーとは楽屋が違うんですが、めちゃめちゃ賑やかなんですよ。
(カンちゃんに)何話してんの~? めっちゃ笑ってるよね」
「すごい賑やかな楽屋なんだけど、今日はね。大変なことが起こって。(キーボードの)晋さまの、ね?(晋さまを見る)スマホがね、なくなったんですよ。どうも新幹線に忘れたらしくて(会場がざわざわ)だから、賑やかな中で、晋さまだけが顔面蒼白になってました~」
晋さま~! やっちまったんですね~~(見つかったらしいから、良かった!)
「僕はね。21歳でデビューしたんですけど、それからミュージカルに出て俳優になって、俳優業を一生懸命やるようになって、でもね。音楽のことはずっとあきらめきれなくて。そういう音楽が好きということを、歌にしました。皆さんもね。好きなもののことを思って聞いてください」(MC、大阪公演とごっっちゃになってるかも???)
「去年のライブの時に、作った曲です。『Heart』」
カンちゃんがね、洸平くんを見つめながらアコギを弾く姿も、じーんとしますね。歌に合わせて弾くんやからそうなんやろうけども。去年は、晋さまのピアノのイントロが耳心地が良くて・・・好きな曲です。この曲を聴いて、洸平くんの気持ちがバンバン伝わってきて、泣きそうになりましたねぇ。この曲も音源化していつか、「皆さんの元にお届けしたいと思います」って。
だから、いちいち、言い方が優しくて~~~ ほんまにぃ。
「皆さん、立ちませんか? 立って踊りましょう。座ったままでもいいですけどね」
「名古屋~~ 一日だけって、もっとやりたいな。僕ね、実は名古屋で泣いたのは二度目なんですよ。初舞台のミュージカル『グロリー・デイズ』の千穐楽が名古屋で、その時も泣いたんですよ。だから、名古屋は危ない! 泣かないようにしないとね」
「去年の緊急事態宣言の時に、僕にできることはないかなと思って、カンちゃんと一緒に曲をつくったんです。それをインスタグラムにアップしたんですけど、当時住んでたところが大きな声を出せなくてね。クローゼットの中で録音して。インスタグラムのあの歌声は、クローゼットの中の声なんです~(笑)
それがごらんよ(カンちゃんを見て)こんな大勢の前で歌えて~」
その曲がデビューシングルに入ってる、「みんなが見てる空」。
「会いたい人に会えない、そんな時に空を見上げたら、この空はつながっているんだなと思ったんです」
A-studioで、鶴瓶さんも、「ええ歌やんか」って、言うてましたね。一昨年の春にワンコーラスしかなかった曲にツーコーラス目を作って、去年のライブで歌ってくれました。
なのに? 2番を歌いだしたときに歌詞を間違えたかなんかで詰まりましたよね?? 途切れて会場がざわっと(ふふっって、苦笑ですよね~?)したけど、しゃらっとなかったことのように?歌い続けましたね!(歌い終わってからのMCでも触れなかった~)
続けて次の曲、「彼方」
ミニアルバムに収録されている、松尾さんプロデュースの曲。ライブに似合う軽快な歌です。洸平くんの動きに合わせて、青く光るペンライトを振りましたよ~~
そして軽快なメロディとともにトラップする洸平くん。自作の昔の曲「KISS」。
去年も歌ってくれましたけど、これもアレンジでイメージが大きく変わる曲ですね。歌詞は切ないんですけどね~~ 右に、左に、いろいろな場所で歌ってくれます。
「皆さ~ん、準備はいいですか~~?」
耳なじみのあるイントロとともに、洸平くんが言うんですよ。煽ってますよね?? 軽快なメロディ、洸平くんの最初のデビュー曲「STAND UP!」
もうね、ペンライトの波が、すんごいことになってたらしいです。
「すご~い! みなさん、すごいじゃん~~!」
客席に拍手を送ってくれるんですが、いやいや、あなたがすごいでんすよ! っていうか、すごいじゃん!て可愛いく言うし! この~っ、34ちゃい!
いよいよ、ラストの曲。ミニアルバムのリード曲「あなた」
「CDができて、いろいろなところで自分の曲が流れる、僕にとってこれは特別なことなんです。この光景を当たり前のことと思わないようにしたいです。皆さんにとってもそうだといいな」
(私たちにとっても特別ですよ!! 涙~)
「(FCのHPで)ラジオをやってるんですよ。マネージャーさんと。いつ更新するかもわからないやつですけど(笑)そこに、車の中で洸平くんの曲がかかってますとか、コンビニ行ったら洸平くんの曲がかかってましたとかメールをいただくんですが、これは、僕にとってはほんとに、すごいことなんです。これからも歌い続けけるので、皆さん、ついてきてくださいね」
(もちろん!)
「『あなた』という曲は究極のラブソングです。皆さんにとって最愛の人を思い浮かべながら聴いてください。僕は今日、皆さんのことを思いながら歌います」
(きゃ~~~ 会場拍手!!)
この歌は本当に難しい。というか、高音域の声が息切れしそうになる感じです。大サビで転調するところが特に。年末のCDTVは、ほんと苦しそうで声が伸びなかったしね。だから、ドキドキしながら聴いていたんですけど、うん、うまかったです!!ライブに向けて何度も歌ってるし、そして、やはり努力の人やなって!
バンドメンバーがハケて、洸平くんがご挨拶。
「何度も繰り返しますが、この状況の中、足を運んでくださった皆さん、ありがとうございます。今日、来られなかった方も、いつか必ず会いましょう」
何度も、ありがとうと感謝の言葉を言い、深々と礼をして下手袖へ。
当たり前のように、アンコールの拍手。
暗転の中で、中央後方の、ベースのタカさんのあたりの大きなボードが2枚、袖に運ばれていくのが見えました。アンコールはピアノの弾き語りと聴いていたので、去年のように袖からキーボードが運ばれるのかなと思っていたら、もっと大きなものが中央奥から出てきたのです。
グランドピアノですよ!!
ピンスポットがピアノの前に座る洸平くんを映し出します。会場が喜びの拍手と青いペンライトが揺れて~ 「握手」。
これはラブソングではなく、自分への応援歌ですね。6年前に作ったのかな。この曲を聴いてアーティストの松下洸平が好きになったという人も多い曲です。洸平くんのYoutubeで聴けたのでですが、今はFCの中でしか聴けません。去年はこの曲をカンちゃんのアコギだけで歌ってくれましたね。未来の自分に会いに行って、握手をしよう、っていう曲ですが、「このままじゃ終われはしない」「このストーリーの主役は僕さ、誰にも譲れない」という力強い歌詞が印象的です。30歳になるころに作ったようですが、今のこの景色を夢見ていた頃ですよね。それだけで、ジーンとします。それを、ピアノで弾き語るって~~~
残念ながら、私の席から鍵盤を弾く手が見えなくて・・・
「アンコールありがとうございます」 深々と礼をする洸平くん。そして、バンドメンバーを呼び、彼らを紹介してくれました。適度にいじりながら~
(タカさんのヘアスタイルを、カッコいいな~!って言うてましたね)
そしてここで、なんと、グッズの販売員さんになって、あのトートバックを売り込んでました! パーカーは早々に完売してましたよ。
アンコールのラスト、コンサートの最後の最後は、自作の曲「旅路」。ミニアルバムの最後に入っている曲です。これも、自身の気持ちを歌った歌。こんなに人気者になっても、まだまだ夢の途中なんですね。この方は。「船を漕ぐように歌っても」という歌詞があるように、船の航海に例えて。
「歌詞の中に、『そこには君もいる』って書いているんですけど、これは皆さんのことです。一緒に違う景色を見に行きましょう」
上手いこと言うんですよ。ほんとに。みんな、降りないですよ、あなたの船から。
後ろにスクリーンが現れて、褐色のライティングに。ツーコーラス目から映像がスクリーンに現れます。モノクロで、絵の具の雫が広がり、筆が這い、植物の枝が伸びて、手のひらが現れ、鳥が羽ばたいていきます。
そこには君がいる・・・
エンディングのメロディとともに、バンドメンバーが一人ひとりハケます。一人ひとりに敬意をこめて、一人ひとりとグータッチする洸平くん。最後にカンちゃんを見送って、そして、会場の隅々の人に視線を送り、下手、上手、2階、3階の人に手を振ります。地声で、「ありがとう!」って、何度も。大きく礼をしてからマイクを取り、言い放ちましたね!
「好きやよ」
深々とする礼や、言葉選び、表現者やなって思うし、役者をしてきた人やなって思う。自作の曲で始まり、アンコールのラストも自作曲。なんか、気合というか、役者と並行して音楽活動もやり続けていくという思いが伝わってくるようで、それだけでも感慨深いです。
この日、洸平くんのライブは初めてという愛知の友だちとも一緒やったんやけど、「素敵なライブだね~~ 人柄が出てるよね~~」 って、その言葉を聞いただけで泣きましたよ。いやもう、「握手」から「旅路」でウルウルやったけどね。
ほんま、泣かす人やわ~~
そして規制退場。
劇場のアナウンスがね、ちょっと笑ってしまったんやけど。
「・・・お忘れ物がたくさんあります。どうぞ、携帯電話などお忘れにならないように、今一度お確かめください」
ちょっと笑いながら言ってるように聞こえましたから(笑)
今回は上手の後方席やったんですけど、さらに後方にファンにはおなじみの?マネージャーさんが座っておられて、時々、後ろから通路を歩いてきて私が座ってる列のあたりまで来て、心配そうにステージを見てはるんですね。で、また後ろに座りに行って。そのマネージャーさんの並びに座っていたというお友だちが、洸平くんのMCに笑ってはったり、心配そうになったりしてはったって言うてましたね。一番の洸平くんのファンですよね、あのマネージャーさんは。
そんなこんなで、だらだらの名古屋レポ。思い出しながらの書き起こしに時間がかかりましたが、もちろんもっとたくさん話してくれてます。書ききれないというか、翌日の大阪と、どっちがどっちやったか?っていうくらい、混ざってしまってるんで、あやしいとこも多し、です。
違うところ、抜けているところがあれば、こそっとお知らせください。
帰りはゆっくり、まったり。途中のSAでカツカレー食べて帰りました。
一緒に行った若い子! 運転ありがとう~!
お疲れ様でした!!
こんな状況の中ですが、公演してくれる限り行ってこようと心に決めて。
諸般の事情で断念した人も多数。いろいろ心苦しいけど、それは、公演する側も同じやと思う。つい、2週間ほど前までは、ここまで心が折れそうになることもなかったのにね。
KOUHEIMATSUSHITA LIVE TOUR 2022 ~CANVAS~ in 名古屋。
良いお天気でした。
洸平くんファンの若い子!(娘と同じくらいの~)と、一緒に車で行ってきました。新名神から名古屋まで。若い子が運転してくれまして~
ちょっとレトロなホール、名古屋公会堂。1700人キャパ、のようですね。椅子やトイレなど、新装している部分もあるけど、古い建物のようです。傾斜が少ないので後方席は観にくいかも・・・
ネタバレしますが、感想を。
興味のない方は、スルーしてくださいね。
長いです~~ なので、改行少なめで書き連ねます。
相変わらずライブ中にメモを取る器用さはないので、洸平くんの言葉とかは正確ではありません。そんな雰囲気、ニュアンス、そんな感じやったというものなのでご了承くださいませ。
(間違ってたら、こそっと教えてください~~)
公式Youtubeにアップされている曲は、タイトルにリンクを貼っています。ぜひお聴きくださいね。
ホールに入ると、去年と同じくおしゃれな音楽が流れています。会場BGM、お友だちが調べてくれて。(そういうアプリがあるんですよ)
カーク・フランクリンのチェインズ、らしいです → こちら
洋楽というのはわかったけど~~~誰でもわかるわ~(苦笑)アメリカのブラックミュージック、ゴスペルの歌手ですね。
諦めた人もいるので空席が目立つのかなって心配しましたが、一席飛ばしの去年と違って全席開放しているせいか、空席間をまったく感じませんでした。むしろ多いなぁ~って、思ったくらい。
ステージはグレイの紗幕が下りていました。
舞台は見せないぞ~って感じです。なんで??
照明が落とされて、拍手が起こります。そして音楽とともに始まったのは、絵の具を落としたような雫がいくつも表れ・・・そう、紗幕にプロジェクションマッピングですよ!
音楽ライブに、映像??? なんでもできる時代なんやね~~
水滴が落ちるような音が流れ、絵筆が画面を這い、映像は大きく広げた手のひらへ~ なんともハートフルな絵です! そして、植物が伸び、鳥が羽ばたき・・
幕の向こうから洸平くんの声がしたような~
そうです。去年のライブは下手から登場しましたが、今回は紗幕の向こうで板付きで登場なんですね!! っていうかお姿は見えないねんけど。
セットリスト
01. FLY&FLOW
02. STEP!
03. 止まない雨
04. 涙の中に君がいる
05. One
06. つよがり
07. エンドレス
08. 君に夢中
09. Heart
10. みんなが見てる空
11. 彼方
12. KISS
13. STAND UP!
14. あなた
15. 握手
16. 旅路
セットリストは初日の仙台公演に行った人から間接的に?聴いていたので、最初の曲が洸平くんオリジナルということは知っていました。
「最愛」の撮影現場で感じた、モノづくりに打ち込む若い人たちを思って作った、「fly&flow」。
その曲のイントロが流れ、伴奏とともに、照明が紗幕に当たり、その向こうでトラップする洸平くんのシルエットを映し出します。いろんな角度から、動く洸平くんのシルエットが複数~~
なんなん、このカッコ良いオープニング!
で、歌が始まってもまだ本物の洸平くんは見えなくて・・・うす~く、透けるように、向こう側にいる洸平くんが見えるような、見えないような???
どんだけもったいぶるん~(苦笑)
シルエットが消えると、今度は、歌の歌詞の文字が大きさを変え、太さを変え、横書きになったり縦になったりして幕いっぱいに映し出されていきます。
すごいな~~
で、まだ、洸平くんが見えない~~ じらすやん~~~!
大サビで、やっと見えてきました。ピンクのシャツ、黒い細身のパンツ。シャツの胸にはわりと大きな赤い花?の刺繍。中に白Tシャツ、パンツにinして細いベルトをしてます!
・・・こんな可愛いカッコ、この人にしかでけへんよね。
すぐに2曲目 「Step 」
アレンジはデビューCDと同じ感じ。今回のバンドマスター、ギタリストのカンノケンタロウさんのアレンジ。12月に発売したミニアルバムに入ってる2曲も、この方のアレンジです。カンノさんは、洸平くんが通った音楽の専門学校からの友だち。愛称カンちゃん。
バンドメンバーも素敵な方たちですよ。
ギター カンノケンタロウさん
キーボード 平野晋介さん
ベース 永井隆泰さん
ドラム 海老原諒さん
マニピュレーター 足立賢明さん
ドラムのエビちゃん、マニピュレーターの足立さんは今回初参加。マニピュレーターとは、デジタルサウンドの専門家のことですね。「サウンドクリエイター」「シンセサイザープログラマー」ともいうらしい。
改めまして、松下洸平です、って、この曲が終わってから挨拶したような。
「名古屋、1回だけってって寂しいな~」(会場が拍手)
名古屋は、思い出深いと言うてましたね。
去年のライブのファイナルが名古屋で、ここでメジャーデビューすることを報告。泣いてしまったという思い出の地ですから。
客席は、洸平くんがデザインしたツアーグッズでもある裏起毛の水色のパーカーを着てる人がいっぱい。(私も着てますからね!! ふふっ!)
(お友だちの写真をちょい拝借・・・)
「裏起毛ガールの皆さん! 暑くないっすか? 暑かったら脱いでくださいね。僕はこんだけしか着てませんからね」(って、・・・水色のパーカーは洸平くんがデザインしたんやん~~)
最初のデビューは21歳の時という洸平くん。当時の曲を、2曲続けて歌います。
19歳の、音楽の専門学校の頃に作ったという曲。「止まない雨」。カンちゃんに、聞いてましたよ。
「カンちゃん、この歌、知ってた? 僕の、19歳の時のこの曲・・・」
「・・・知らない・・」
「知らないか~」
「オレ、4号館だったから」
「あ、そうか、僕は2号館だったしね」(笑)
・・4号館と2号館、逆やった?・・ほんまかどうかわからんような、そんな会話もライブらしくて楽しいですね。
止まない雨と、20歳の頃に作ったという、「涙の向こうに君がいる」を2曲続けて。
「二十歳のオレ、降りてこい~」
またまた、34歳とは思えないような、可愛いことをやってますし~。
「名古屋の名物、食べましたよ!」
去年は名物の「ひつまぶし」が美味しくて3杯も食べてしまったという洸平くん。
今回は・・・「てんむす、でしょ。それと、味噌カツ」
なるほど、そっちを食べたんですね!
5曲目は、12月に発売したミニアルバムに入っている、「ONE」
すっごくいい曲なんですよね~~ 冬のラブソング、ですよ。再デビューシングルをプロデュースした松尾潔さんの作詞。
「これね、カラオケにあったら絶対歌う曲ですよ。僕の曲じゃなかったらね。好きなんですよ~」
そのせいか? ステージの上にミラーボールが登場して、雪が降ってるような斑点の光が一面に。ミニアルバムのリード曲「あなた」はけっこう頑張って歌わないと手ごわい曲やけど、これはほんとナチュラルに気持ちよく歌ってます。
続いての曲が、去年8月に出した再デビュー曲 「つよがり」。
松尾さんプロデュース、他の曲と比べると、ほんと昭和感が強いというか、大人の曲やなって思いますね。
「この曲で、音楽番組にいくつか出させていただきました。ミュージックステーションにも出ましたよ。(会場から拍手)昨日、ミュージックステーションに僕の映像が少し流れるっていうから見てたんですけど、1年間のランキングをやってて、僕が見た時はもう20位くらいで、僕、20位より上だったらどうしよ。7位くらいだったらどうしよう(笑)・・・1位はさすがにないだろうけどって思って見てたんですけど・・・僕のはランキングとは関係ない「俳優さんが歌ってる特集」で流れたんですね(苦笑) でも20秒流れたんだから!! (会場拍手!)ちなみに1位はV6さんでした」
うれしそうに話してましたね!! なんちゅうたって、あのタモリさんのミュージックステーションに出たんやから!
次の曲が、去年とも少しアレンジが違う? 「エンドレス」。
この曲を最初に聴いたのは、当時アップされてた洸平くんのYoutube、ピアノの弾き語りでした。朝ドラ「スカーレット」のヒロインキミちゃんとハチさんのまんまの歌詞やん~て、気持ちが入り込んでしまった曲ですよ。これがね、去年のライブでロックでおしゃれなアレンジになって、イメージがかなり変わりました。
「音源化してないんですが、いつか皆さんのもとに届けたいと思います」
待ってるからね!!
ここで、小さな椅子が出されて、
「みなさん、座りませんか。僕も座りますよ」
言い方が優しくて。可愛いかったり優しかったり、ほんまに。もう、この34歳っ!
「暑くないですか?裏起毛ガールズの皆さん」 またいうんですよ。そして気になるのかアンケート。
「今日、僕のライブに初めて来たという人~~??」
2階、3階席がどのくらいかわからないけど、3分の一ぐらい? もっと?
「うわ~、ありがとうございます。今日、楽しいなって思ってくださったら、またきてくださいね。
みんなどこで見つけてくれたんだろう。去年、たくさんの仕事をさせていただいたんですけど、一番印象に残っているのは『最愛』ですね」(会場が拍手~)
ここで、キーボードの晋さまが、『最愛』で大ちゃんのテーマソングのように流れる劇伴「familar arms」のイントロをポロリン・・・ きゃ~~~ 思い出すやん!
「(晋さまを見て)すぐに弾けちゃうの? すごいね。そうなんです『最愛』、終わって1か月ぐらい経ちますけどね、今でも思い出しますね。撮影は夏からかな。4月ごろから(役作りで)走ってたんです。ちょうど舞台やってて。(夏は)九州を回ってたんですけど、行く先々で、夜とかに走ってたんですね。途中迷子になったりしながら(笑)走ってたんですよ。
『最愛』で僕を知った人もいると思います。主題歌、この曲を聴くとね、ほんとに、今も思い出します。今日は、この曲(主題歌)を歌いたいと思います。
宇多田ヒカルさんの、『君に夢中』」
こんな難しい曲を、こんな短い間にマスターしてるのがすごいです。伴奏は晋さまのキーボードと、カンちゃんのギター。
洸平くんの声のキーなので、出だしのイメージは多少異なったけども、でも、すごい!途中で、カンちゃんがギターを打楽器のように叩く音だけで歌うところがあるんやけど、
♪ 序盤は完全ノーマーク 火が付くと止められなくなる・・
このあたり、もうキャワワ~~ですよ。ぞわぞわするっていうんですか?
ほんと、上手いなぁ~~ というか、なんかこみあげてくるものがあって、いかに自分が『最愛』にハマってたかって実感。この曲でムネアツになるとは。
ちなみに、「君に夢中」、宇多田さんの配信動画を見てたら英訳が「I’m crazy about you」なんですね。「crazy about」はカジュアルな表現らしいけど。crazy ってなんかドキドキ~
このあと、カンちゃんがアコースティックギターを抱えて隣の椅子に座ります。恒例の?洸平くんとカンちゃんのアコースティックコーナー。
「僕とバンドメンバーとは楽屋が違うんですが、めちゃめちゃ賑やかなんですよ。
(カンちゃんに)何話してんの~? めっちゃ笑ってるよね」
「すごい賑やかな楽屋なんだけど、今日はね。大変なことが起こって。(キーボードの)晋さまの、ね?(晋さまを見る)スマホがね、なくなったんですよ。どうも新幹線に忘れたらしくて(会場がざわざわ)だから、賑やかな中で、晋さまだけが顔面蒼白になってました~」
晋さま~! やっちまったんですね~~(見つかったらしいから、良かった!)
「僕はね。21歳でデビューしたんですけど、それからミュージカルに出て俳優になって、俳優業を一生懸命やるようになって、でもね。音楽のことはずっとあきらめきれなくて。そういう音楽が好きということを、歌にしました。皆さんもね。好きなもののことを思って聞いてください」(MC、大阪公演とごっっちゃになってるかも???)
「去年のライブの時に、作った曲です。『Heart』」
カンちゃんがね、洸平くんを見つめながらアコギを弾く姿も、じーんとしますね。歌に合わせて弾くんやからそうなんやろうけども。去年は、晋さまのピアノのイントロが耳心地が良くて・・・好きな曲です。この曲を聴いて、洸平くんの気持ちがバンバン伝わってきて、泣きそうになりましたねぇ。この曲も音源化していつか、「皆さんの元にお届けしたいと思います」って。
だから、いちいち、言い方が優しくて~~~ ほんまにぃ。
「皆さん、立ちませんか? 立って踊りましょう。座ったままでもいいですけどね」
「名古屋~~ 一日だけって、もっとやりたいな。僕ね、実は名古屋で泣いたのは二度目なんですよ。初舞台のミュージカル『グロリー・デイズ』の千穐楽が名古屋で、その時も泣いたんですよ。だから、名古屋は危ない! 泣かないようにしないとね」
「去年の緊急事態宣言の時に、僕にできることはないかなと思って、カンちゃんと一緒に曲をつくったんです。それをインスタグラムにアップしたんですけど、当時住んでたところが大きな声を出せなくてね。クローゼットの中で録音して。インスタグラムのあの歌声は、クローゼットの中の声なんです~(笑)
それがごらんよ(カンちゃんを見て)こんな大勢の前で歌えて~」
その曲がデビューシングルに入ってる、「みんなが見てる空」。
「会いたい人に会えない、そんな時に空を見上げたら、この空はつながっているんだなと思ったんです」
A-studioで、鶴瓶さんも、「ええ歌やんか」って、言うてましたね。一昨年の春にワンコーラスしかなかった曲にツーコーラス目を作って、去年のライブで歌ってくれました。
なのに? 2番を歌いだしたときに歌詞を間違えたかなんかで詰まりましたよね?? 途切れて会場がざわっと(ふふっって、苦笑ですよね~?)したけど、しゃらっとなかったことのように?歌い続けましたね!(歌い終わってからのMCでも触れなかった~)
続けて次の曲、「彼方」
ミニアルバムに収録されている、松尾さんプロデュースの曲。ライブに似合う軽快な歌です。洸平くんの動きに合わせて、青く光るペンライトを振りましたよ~~
そして軽快なメロディとともにトラップする洸平くん。自作の昔の曲「KISS」。
去年も歌ってくれましたけど、これもアレンジでイメージが大きく変わる曲ですね。歌詞は切ないんですけどね~~ 右に、左に、いろいろな場所で歌ってくれます。
「皆さ~ん、準備はいいですか~~?」
耳なじみのあるイントロとともに、洸平くんが言うんですよ。煽ってますよね?? 軽快なメロディ、洸平くんの最初のデビュー曲「STAND UP!」
もうね、ペンライトの波が、すんごいことになってたらしいです。
「すご~い! みなさん、すごいじゃん~~!」
客席に拍手を送ってくれるんですが、いやいや、あなたがすごいでんすよ! っていうか、すごいじゃん!て可愛いく言うし! この~っ、34ちゃい!
いよいよ、ラストの曲。ミニアルバムのリード曲「あなた」
「CDができて、いろいろなところで自分の曲が流れる、僕にとってこれは特別なことなんです。この光景を当たり前のことと思わないようにしたいです。皆さんにとってもそうだといいな」
(私たちにとっても特別ですよ!! 涙~)
「(FCのHPで)ラジオをやってるんですよ。マネージャーさんと。いつ更新するかもわからないやつですけど(笑)そこに、車の中で洸平くんの曲がかかってますとか、コンビニ行ったら洸平くんの曲がかかってましたとかメールをいただくんですが、これは、僕にとってはほんとに、すごいことなんです。これからも歌い続けけるので、皆さん、ついてきてくださいね」
(もちろん!)
「『あなた』という曲は究極のラブソングです。皆さんにとって最愛の人を思い浮かべながら聴いてください。僕は今日、皆さんのことを思いながら歌います」
(きゃ~~~ 会場拍手!!)
この歌は本当に難しい。というか、高音域の声が息切れしそうになる感じです。大サビで転調するところが特に。年末のCDTVは、ほんと苦しそうで声が伸びなかったしね。だから、ドキドキしながら聴いていたんですけど、うん、うまかったです!!ライブに向けて何度も歌ってるし、そして、やはり努力の人やなって!
バンドメンバーがハケて、洸平くんがご挨拶。
「何度も繰り返しますが、この状況の中、足を運んでくださった皆さん、ありがとうございます。今日、来られなかった方も、いつか必ず会いましょう」
何度も、ありがとうと感謝の言葉を言い、深々と礼をして下手袖へ。
当たり前のように、アンコールの拍手。
暗転の中で、中央後方の、ベースのタカさんのあたりの大きなボードが2枚、袖に運ばれていくのが見えました。アンコールはピアノの弾き語りと聴いていたので、去年のように袖からキーボードが運ばれるのかなと思っていたら、もっと大きなものが中央奥から出てきたのです。
グランドピアノですよ!!
ピンスポットがピアノの前に座る洸平くんを映し出します。会場が喜びの拍手と青いペンライトが揺れて~ 「握手」。
これはラブソングではなく、自分への応援歌ですね。6年前に作ったのかな。この曲を聴いてアーティストの松下洸平が好きになったという人も多い曲です。洸平くんのYoutubeで聴けたのでですが、今はFCの中でしか聴けません。去年はこの曲をカンちゃんのアコギだけで歌ってくれましたね。未来の自分に会いに行って、握手をしよう、っていう曲ですが、「このままじゃ終われはしない」「このストーリーの主役は僕さ、誰にも譲れない」という力強い歌詞が印象的です。30歳になるころに作ったようですが、今のこの景色を夢見ていた頃ですよね。それだけで、ジーンとします。それを、ピアノで弾き語るって~~~
残念ながら、私の席から鍵盤を弾く手が見えなくて・・・
「アンコールありがとうございます」 深々と礼をする洸平くん。そして、バンドメンバーを呼び、彼らを紹介してくれました。適度にいじりながら~
(タカさんのヘアスタイルを、カッコいいな~!って言うてましたね)
そしてここで、なんと、グッズの販売員さんになって、あのトートバックを売り込んでました! パーカーは早々に完売してましたよ。
アンコールのラスト、コンサートの最後の最後は、自作の曲「旅路」。ミニアルバムの最後に入っている曲です。これも、自身の気持ちを歌った歌。こんなに人気者になっても、まだまだ夢の途中なんですね。この方は。「船を漕ぐように歌っても」という歌詞があるように、船の航海に例えて。
「歌詞の中に、『そこには君もいる』って書いているんですけど、これは皆さんのことです。一緒に違う景色を見に行きましょう」
上手いこと言うんですよ。ほんとに。みんな、降りないですよ、あなたの船から。
後ろにスクリーンが現れて、褐色のライティングに。ツーコーラス目から映像がスクリーンに現れます。モノクロで、絵の具の雫が広がり、筆が這い、植物の枝が伸びて、手のひらが現れ、鳥が羽ばたいていきます。
そこには君がいる・・・
エンディングのメロディとともに、バンドメンバーが一人ひとりハケます。一人ひとりに敬意をこめて、一人ひとりとグータッチする洸平くん。最後にカンちゃんを見送って、そして、会場の隅々の人に視線を送り、下手、上手、2階、3階の人に手を振ります。地声で、「ありがとう!」って、何度も。大きく礼をしてからマイクを取り、言い放ちましたね!
「好きやよ」
深々とする礼や、言葉選び、表現者やなって思うし、役者をしてきた人やなって思う。自作の曲で始まり、アンコールのラストも自作曲。なんか、気合というか、役者と並行して音楽活動もやり続けていくという思いが伝わってくるようで、それだけでも感慨深いです。
この日、洸平くんのライブは初めてという愛知の友だちとも一緒やったんやけど、「素敵なライブだね~~ 人柄が出てるよね~~」 って、その言葉を聞いただけで泣きましたよ。いやもう、「握手」から「旅路」でウルウルやったけどね。
ほんま、泣かす人やわ~~
そして規制退場。
劇場のアナウンスがね、ちょっと笑ってしまったんやけど。
「・・・お忘れ物がたくさんあります。どうぞ、携帯電話などお忘れにならないように、今一度お確かめください」
ちょっと笑いながら言ってるように聞こえましたから(笑)
今回は上手の後方席やったんですけど、さらに後方にファンにはおなじみの?マネージャーさんが座っておられて、時々、後ろから通路を歩いてきて私が座ってる列のあたりまで来て、心配そうにステージを見てはるんですね。で、また後ろに座りに行って。そのマネージャーさんの並びに座っていたというお友だちが、洸平くんのMCに笑ってはったり、心配そうになったりしてはったって言うてましたね。一番の洸平くんのファンですよね、あのマネージャーさんは。
そんなこんなで、だらだらの名古屋レポ。思い出しながらの書き起こしに時間がかかりましたが、もちろんもっとたくさん話してくれてます。書ききれないというか、翌日の大阪と、どっちがどっちやったか?っていうくらい、混ざってしまってるんで、あやしいとこも多し、です。
違うところ、抜けているところがあれば、こそっとお知らせください。
帰りはゆっくり、まったり。途中のSAでカツカレー食べて帰りました。
一緒に行った若い子! 運転ありがとう~!
お疲れ様でした!!
素晴らしいレポをありがとうございます!
とっても丁寧で何よりも愛に溢れています~
また私も行ける時があるといいな。
そして、マネージャーさんの話!ありがとうございます。少しお痩せになったとどこかで目にしましたが。
みんなに愛される人すよね、洸平くんは。
握手の弾き語りも最高でした(配信視聴)
ライブは夕方から始まるのでなかなか出かけにくいですね。
いつかご一緒できますように~
マネージャーさん、痩せてはおられないかと(苦笑)
痩せたい、というお話はradioでされてましたけどね・・・
愛されてますよね、洸平くんは。
特に、今回、バンドメンバーの皆さんの洸平愛がとても伝わるライブでした!