おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

ちょっとコワイお話

2017-06-08 23:39:24 | 演劇・舞台
某イケメン役者さんが活動自粛とか。
最近、そんなん、多いですよね~
薬物疑惑やら、未成年者に飲酒、不適切な関係??
華やかな芸能界で、つい魔が差すんでしょうか?
売れてるイケメン俳優ゆえの、おごり??

私の応援する俳優さんは、そういうことがありませんように。
ほんまに、人生甘くないねんから~


先週末、伊賀上野まで行ってきました。
新名神を走れば、わりと早く行けるんですよ。
甲南で下りて山越えして。

軽自動車の私の車にはナビはついてないけど、
スマホのナビを使えば、ほんまにちゃんと行けるんです。
・・・目的地が間違ってないかぎり、ね!

以前、伊賀上野まで旭堂南清さんの講談を聴きにいったことがあり、
その時も、わりと近いなぁって、思ったんです。

それはともかく、なんで伊賀上野まで行ったかというと、
青年座の俳優・山路和弘さんの一人舞台を観るためです。

なんでも、山路さんは伊賀上野の出身だとか。
東京の青年座劇場と、伊賀上野の蕉門ホール、
あと、新潟十日町のお寺?で、明日(9日)公演されるそうです。



「江戸怪奇潭~ムカサリ~」

怪奇、というんで、コワイ話かと思いますよね。
山路さん、怪談がお好きなようやし。

原作は、藤沢文翁という方のの新作落語らしいです。
・・藤沢さんは音楽朗読劇などを書かれる脚本家とか。

ムカサリは、東北・山形県村山地方の習俗で、
「迎えられ」からくる結婚の方言。
娵に迎えて去るという意味があるようで、
事故や事件で子どもを失った親が、
絵や写真で、架空の人との結婚の様子を描き、
お寺に奉納することで、故人の成仏を願うもの。
「ムサカリ絵馬」というらしい。

「江戸怪奇潭」は、これを元に書かれたお話で、
絵馬に、故人の相手に架空ではなく実在の人を描くと、
その人の命を迎え去ることになるという・・・コワイ、コワイ~~

藤沢さんの原作を、山路さんが演劇に仕立てたらしいです。

江戸時代、山形・米沢から出てきて身を起こした材木商、
大黒屋総右衛門は、一人娘のお咲を男手一つで育ててきた。
お咲は旗本の次男坊一馬に嫁入りすることになったが、
一馬は立身のため武家の娘の養子になるべく、お咲との祝言を取り止める。
狂乱したお咲は自害。父親も店をたたみ、行方知れずに。
やがて、一馬の周りで次々と怪異が…

蕉門ホール、小さいホールながら満員でしたね。
舞台の上には一段高く座布団がおかれた「高座」があって、
まさしく、落語をやりますよ、というようなセット。

開演前に、和服姿の山路さんが客席の入り口から登場。
ご自分で、「携帯切ってね~」 って(笑) 
すぐ高座には上がらず、客席の前で立ったままでトーク。
地元ネタを入れながら、まさしく、落語のマクラですね~

名優・故北村和夫さんの、セリフを忘れた時の名セリフ?とか
いろいろ話してくださいましたね。

高座に上がってからは、まさに名演でした。
序盤は、噺家のごとく扇子を持って口演してはったのですが、
・・・コワイというより、笑いも交えて、
ほんとに面白くて、聞き入り?まいたね。
途中からは、立ち上がって、まさに一人何役も演じてました。

カゴかきのところとか、「えいっほっ、えいっほっ」と、
前の人、後ろの人、コミカルに演じ分けてはりましたね~

印象的なのは、「鈴の音」。
最初は小さな音やったのに、一馬を追い込むように、
だんだん大きな音になるんですね。

1時間あまりの舞台ながら、見応えありました。
一人舞台は、演劇鑑賞会の例会で、
栗原小巻さんの「松井須磨子」を観たけれど、
同じ人物の一人語りだと、飽きてしまうところがありますよね。

その点、落語のように、一人何役も演じ分けるのは、
やってる役者さんはたいへんやろうけど、
上手くハマると、本当に面白いです~

青年座の舞台も、いろんな作品がありますね。



伊賀上野の空。
15時ぐらいに終わったので、それから戻って、
某事務所で、お仕事をしてました~

ま、仕事は、しておかないとね。





吉朝学習塾

2017-06-06 22:23:27 | 演劇・舞台
締め切りと闘う日々が続いてますが・・・
ここんとこ、朝夕が寒くないですか??

暑い日が続いたから、夏布団を出さなあかん、とか、
さすがにホットカーペットもしまわなあかん、とか、
思っていたのに、しまいそびれてます~

お布団も冬布団のままやし、ホットカーペットも、
猫のためとか言うて、スイッチを入れてみたり~~(苦笑)

夜中に雷雨という日もあったけど、良いお天気が続いてます。
でも、ボチボチ雨になりそうらしいですけど。
風邪とかひかないように、気をつけやな!




さて、先週末は繁盛亭です。
吉朝一門会がありました。
3夜続けてあったのですが、さすがに3日も行けないので、
吉弥さんがトリを取る日に、お友だちといってきました。



吉朝学習塾 〜十三回忌やっちゅうねん〜

十三回忌、なんですね。

吉朝師匠が50歳になるまえに亡くなり、
当時、末弟の吉の丞くんはまだ内弟子修行中やったそうです。

吉朝一門のお弟子さんたちは、師匠がマンション暮らしなので、
全員、大師匠の米朝さんの家に住み込んで修行したんですね。
師匠とは早くにお別れしてしまったけど、
ある意味、恵まれた人たちです。

そして、師匠が早くに亡くなったぶん、結束が堅くて、
仲良しなんですね・・・たぶん(笑)



今年、13回忌。
各地で、ちゃんとした?追悼落語会を開くようですが、
先駆けて、繁昌亭で全員揃っての「吉朝学習塾」2日目。

よね吉 商売根問
吉の丞 借家怪談
しん吉 ヨほめ
仲入
佐ん吉 転失気
吉弥  かぜうどん
リレー落語 地獄八景亡者戯・中
 (吉坊、大王 あさ吉 赤鬼 よね吉、
  しん吉、吉弥、佐ん吉、あさ吉&よね吉)

このイベントを仕切ってるのは、いつものように、
一番末弟の吉の丞くんですが、きっちり真面目な方。
けど、この順番は、ある意味狙ってますよね!?
トップバッターがよね吉さんなんて、狙いすぎですよ!(笑)

案の定?15分が20分になり、25分になり・・・
だいたい、出てきはった時に、会場から声がかかりましたもん。

「たっぷり!」

笑いますよね。よね吉さんも会場も!

吉朝師匠に、いちばん最初に教えてもらったネタ、
それが商売根問らしいです。
いや~、面白かった。
兄弟弟子らしい雀が出てきたりするしね~
いっそう、楽しい噺になってました!

2番目の吉の丞くんが、マクラなしで話し始め・・・

「一回、言わせてもらいます。(楽屋に向かって)
 前座は15分じゃ~」

というような叫びがあり~の(苦笑)
これも、織り込み済みでしょうね、いつものことやし(笑)
しっかりものの吉の丞くんは、他の一門の噺家さんにも、
重宝がられているとききます。
噺もうまいし、頼もしい末弟です。
三番目に、鉄ちゃんのしん吉くん。

鉄道に興味のない人でもわかる鉄道噺・・ということでしたが、
牛ほめ・普請ほめをパロった、「ヨほめ」。

ヨ、ってなに?

車掌車、のことらしいです~
鉄道オタクのおじさんの車庫には、線路が敷いてあって、
この車掌車が駐めてあるというのを、ほめに行く、と言う噺。
ガラスが割れてるところに、お札ならぬ、ヘッドマーク?を貼る、
というような、ちょっとおしゃれな? ヨほめ、でした~
やってる本人が、一番楽しいんやろうなぁ(笑)

中入りは、唯一のトイレ休憩なので、
みなさん、トイレに殺到です~~女子はたいへん~

中入り後は、佐ん吉くん。
少し前までは初々しい感じやったけど、
賞を取って、経験を積むと、最早?安定の落語ですね~ 
お医者さんに言われた「てんしき」というのを、
知らないくせに知ったかふりする和尚さんに、
意味を調べなさいといわれる小僧さんのお話。
丁寧で、吉朝一門らしい感じかな。

そして、吉弥さん。
もう、なんべん聴いたかわからん「かぜうどん」やけど、
マクラの、朝ドラネタからの主題歌、「ひよっこ」はお初。
サザンファンの吉弥さんが、ワンフレーズのみ、
首振りながら、桑田さんの歌を歌ってました~
そのうち、ワンコーラス、歌うよね!

相変わらず、うどんを食べる所作は天下一品です。
吉朝一門は、みなさんお上手やけどね。
吉弥さんの「うどん」ネタは、見たらうどんが食べたくなる、
ほんま、お上手ですわ。

そして、小さな?中入り。
薄い方の幕がしまって、吉の丞さんが登場。
よね吉さんの説明通り?トイレ行く暇はありませんよ~

トリの、「地獄八景亡者戯」の「中」、です。
これをを3夜でリレーするという、立体的な?噺

私が行ったのは、2夜目なので、
三途の川を渡ったところの六道の辻から、閻魔大王に、
一芸でお目通りするというところまでが演じられました。

噺をすすめたのは吉坊くんです。
落語は上手いね~。ほんまに。
声がだいぶん低く、落ち着いててちょっとびっくり~。
大人になったんかな~という感じです。
童顔で声が高いのが吉坊くん、というイメージやったしね。

時事ネタを上手く入れながら、感心するくらい面白かったです。
六道の辻は繁華な場所ですが、あの世のことなので、
メインストリートが「冥途ストリート」、食堂ビルが「いきだおれ」、
ハンバーガーショップは「冥途ナルド」・・・えらい名前です(笑)

あの、現首相のこともしっかりいじってましたね。
「前に腹痛でやめたけど、治ってまた戻ってきて・・・」
墓けい学園? なんていうてました~。

閻魔大王の登場には、会場大爆笑でしたね。
「大王」と黒いマジック?で書いた黄色い輪っか。
それを被った長男のあさ吉さんがどうやら大王で、
ピッチピチの、赤いスエットを着て虎パンはいた赤鬼の、
ちょっとエラそうな?よね吉さんを従えてました。
二人の掛け合いも、面白い~~
あさ吉さんの力の抜け加減、ほんまおかしい。

しん吉さんが、運転士の帽子?を被って登場して、
あさ吉さんが、「なんべんも聞いたからいらん」と叫んでたけど、
阪急電車?の扉が閉まるとこ???かなんかを声帯模写。
合ってるのかどうかの判断は、誰ができるんでしょうね。

吉弥さんは、ビックリするくらいピッタリなオバチャンになって(笑)
・・・ご本人のお母様にそっくりとか?? 
なんか知らんけど、オバチャンらしく?
アメ玉を会場にバラまき出して、
思わず手を出したら、私らのとこにもまいてくれました~(笑)



そして、大王と鬼が、
「私らもなんかしたなったな」とか言うて、
二人で漫才をやるんですわ~~

台本通りやないらしいけどね、
主導権はよね吉さんみたいな感じですが、
あさ吉さんの鋭くない突っ込みが可笑しい。
普段も、こういう感じなんかしらって思ってしまったわ。

楽しい落語会でした。
さすがに、片道1時間以上かかるので、
3連チャンでは通えませんしね。

終演の頃は、あたりも真っ暗。



吉朝一門会、また、どこかへ聴きに行きたいもんです。


さてさて、明日は雨みたい・・・

ダンナと出かけようと思うと雨やね、最近・・・(涙)


 

暢気にもほどがある

2017-06-03 23:55:46 | 日々のつれづれ
福知山へ行った日から、もう一週間ですね。
なんか、あっという間ですね。

仕事も、いろいろ忙しかったのですが、
水曜日は、姪っ子が入院するというのでアッシーしてました。

姪のムコさんが仕事で、母である姉は免許がないし、
下の姪っ子も仕事なので、おばちゃんの登場ということです。
水曜日は仕事も休みなので、それくらいはね。

でも、47歳の姪っ子の暢気さにはビックリですよ。
今回、子宮筋腫の手術をしたんですけど、
(私も40代で経験しましたわ~)
かなり大きな筋腫ができてたようなんです。

ここ10年、だんだん太ってきたので、
食事を考えて歩いたら、少しは体重が減ったのに、
お腹周りは、へコマへんな~って、思ってたらしい。

今年の2月頃、胃が痛くなって病院へいったら、
胃炎はたいしたことないものの、診察のために
ベッドに横になったら、お腹がぽこっと出てるので、
妊娠してないのに出てるのは、
「なんかあるかもね」って先生が言うたとか。
とりあえず血液検査をしてもらったら、かなりな貧血状態。
「大きな病院で診てもらいなさい」
ということになったらしい。

それまで、自覚症状はなかったんかいな。
私なんて、顕著にいろいろ出てきたけどね。
生理痛がひどいとか、出血量が多いとか・・・

本人曰く。

「な~んもなかったで」

ほんまかいな~
時々、しんどいなぁという日もあったけど、
トシやからかなぁ~程度に、思ってたみたい。
だから、暢気やって!
・・というか、鈍感???

30代になったら、市からも検診案内来るやん。
正社員で働いてるねんし、職場の検診もあるやろに。
・・・子宮に関してはオプションか??

長年、婦人科の検査に行かないから、
気がつかなかったんやろけどねぇ。

筋腫が大きいので手術もたいへんやったとか。
でも、なんとか無事に摘出して、3日経った今日、
のぞきに行ったら、元気にしてました~。
リハビリで病棟を何度も歩いてるみたいです。

それにしても、昨年から病院に縁があるわ~
姉が2回、入院・手術。
伯母が2回入院、1回手術。
今度は、姪っ子。

もう、これっきりにしてね~~





福知山にて

2017-06-01 23:11:13 | 日々のつれづれ
連日、あまりに眠たくて書きかけのまま更新できす~(汗)


昨日は、目の周辺がかゆいというかヒリヒリして、
娘も鼻と喉の調子が悪いっていうてるし、なんか飛んでました?

喘息の持病があるダンナ、かかりつけのお医者さんが、
高齢になり身体も悪くして廃業しはったので、
別のお医者さんへ行ったら、初診やからと、
血液検査をしてくれたらしい。

アレルギーの検査も入ってたらしくて、
ハウスダストが最も高く、杉、稲類もアレルギーがあったらしい。
猫は大丈夫やったみたいね!

・・・ほんまは、ヨメがアレルゲンやったりして??(笑)

ハウスダストって・・・
重症になったら、掃除できてないってことやん~(汗)
いちおう、掃除はしてるけどね・・・
もっと良い掃除機を使うとか??
・・・考えやなね。


さて、先週末は、福知山まで行ってきました。
ここ3年、毎年、行ってます。
笛吹の仲間と、町おこしのイベントに参加しに。

丹後までの高速道路ができて、山間の集落には、
人も集まってこないし、過疎化しているそうです。

そこに、外国人の旅人が泊まれるように、
古民家を改装して民宿にしているところがあるんですよ。



町おこしに、この時期、野点の会を開催してはるんです。
この古民家の正面の山が、城跡なんですね。
城跡と言っても、石垣があるような近世の城跡ではなく、
土塁や堅堀跡が残る、中世の城跡です。
あの辺りはいくつか残ってるみたいですね。



田園風景が続く、山間ののどかなところ。
手作りの小物や、カレーや草餅、野菜の販売などもあり、
城跡に、多くの人が集まってました~



この上にあるのが城跡。あずまやが建ってます。



上からの眺め。
小学校の校舎が見えますが、数年前に廃校になったのだとか。



アザミがキレイに咲いてました~



お茶席で出たお菓子とおうす。



ゲストハウスの古民家の、カフェでいただいたケーキ。
手作りで3種類あって、みんなでいただきました。

また来年、ご縁がありますように~