人事異動
2007年11月9日(金)
先日、人事異動があった。転出する人は、責任感が強く良く仕事をする方だった。
それだけに、次に来る方がどんな人か、非常に気になるところではある。
私はこれまで、15回人事異動があったが、満足したのは3回のみ。あとは、「?」が付いたり、怒りで「退職願い」まで出したこともあった。
結局、サラリーパーソンというのは、人事に不満がある率が誰の場合でも高いのではないだろうか。
極論すると、人事異動が「嫌なら辞めるしかない」。それを、どうのこうのと不満を回りに当たり散らすのは、みっとも無い。「不満があるのなら辞める」ことが、最も人間らしい尊敬に値する行為だ。「辞める」「辞める」と狼少年のように言いながら、結局「辞めることが出来ない」恥さらしの人もいる。
私の場合、あと約半年で36年間の勤務ということになるが、今振り返って、生活費に心配がなければ、少なくとも3回は辞めていた。
残念なことに、生活費の心配をする余り、組織の中で忍従をすることが習性となってしまった。
若い人には、私のようなバカな忍従をすることなく、自分の能力を磨いて、どんどん「トラバーユ」したらどうかと思う。もしそうでないならば、私のように、自己の主張を組織に対してだんだん言えない人間になるだろう。