団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

続・トヨタの「シェァ」

2007-11-27 20:51:46 | 

続・トヨタの「シェァ」

2007年11月27日(火)


 私は、11月1日付の「トヨタの「シェァ」」で、10月のトヨタのシェァが52±1%と予想した。(軽自動車を除く。)

 今日(27日)、トヨタが発表したところによると、結果は「51.6%」(前年同月差+2.2ポイント)だった。私の予想は「±1%の幅」を持たせたものだったのだが、当たったのである。

 トヨタが好調だったわけだが、私も予想が当たった調子にのって、11月のシェァも予想することにした。
 私の予想は、「51.8±0.5%」だ。(幅を狭めたので、リスキーな予想です。予想が外れた場合、責任を取ります。どうかその責任の取り方について「コメント」をお寄せください。)

 10月より、0.2ポイント増やした理由は、トヨタの新車攻勢の勢いがまだ続いていると見ていることが、主要なものだ。次は、他メーカーがトヨタほど勢いがないということがある。

 しかし一方、シェァがそんなに増えないという、不安材料もある。それは、ホンダのフィットがモデルチェンジし10月26日から販売になり、11月にフル販売になるからだ。初代フィットは、2001年6月21日に発売になったが、その時は1か月後までの間の受注台数は、何と48,000台!だった。
 私の知る限り、発売1か月後の受注台数が48,000台を超えた車はその後ない。
 そして、2002年の年間販売台数は、それまで33年間1位を守り続けたトヨタのカローラを上回り、1位になったのである。

 話は、トヨタに戻るが、トヨタには子会社として、ダイハツと日野がある。冒頭の10月のトヨタのシェァ51.6%よりもっと驚いたのは、トヨタは子会社を合わせ、軽自動車も含めたシェァで10月、何と47.0%(前年同月差+2.9ポイント)となったことだ。
   注 トヨタには資本系列会社として、いすゞとスバルがあるから、これを含めると、優に50%は超えている。

 いよいよ、私が予想していた、トヨタによる自動車市場における過半数支配が、時間の問題になったようだ。

 市場原理として、安くて良い製品がよく売れるというのは当然である。
 だが、しかし、私が昔大学時代に学んだことを薄っすら、記憶を思い出すと、寡占企業が「市場支配」をする弊害が出るようになるということだ。
 勿論、現在は独占禁止法等というものがあり、形の上では、そういった弊害をなくするようになっているが、現実は今でも、「トヨタによる価格支配はある」というのが、自動車専門誌が書いているところだ。

 市場に全て任すというのが、「市場原理主義者」であろうが、その弊害は、今後益々大きくなっていくだろう。

 それはともかく、トヨタの社名が「タカラ」であったなら、シェァの予想が当たったので、宝くじにも当たり儲けていただろうなと「妄想する」ちっぽけな人間です。

 ここで、訂正とお詫びがあります。
11月1日付の「トヨタの「シェァ」」で、「昨年の10月は49.4%を占め史上最高のシェァとなっていた。」と書きましたが、昨年(2006年)11月は49.4%と10月と小数点第1までは同率ながら、10月を上回り11月が「史上最高」でした。ここに、訂正とお詫びを申し上げます。


(追記・2008年6月16日)
 2008年11月のシェアは、50.5%(前年同月差+1.1ポイント)と5ヶ月連続で
前年同月実績を上回るとともに、11月としては過去最高となった。
 しかし、私の予想「51.8±0.5%」は外れた。
 頭を丸めました。


コメント
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