団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

中産日消(話題)

2008-02-01 23:33:31 | Weblog
                 中産日消(話題)

                            2008年2月1日(金)


 昨年末、千葉の房総半島を旅した。
 年末・年始を息子宅で過ごすために、千葉県に行った。そして、その機会に、私の還暦祝いをしてくれるということで、一族全員6名で房総半島へ行ったのだ。(一族全員で6名とは6名しい。)

 ちなみに、この地では、スピード違反で捕まる人が多いという。暴走するからだそうだ。(この行は気にしないでください。)

 1泊2日の行程で、晒(とま)った(注 2007年10月16日「しんまい」参照)ホテルの売店に掲げてあったのが、「千産千消」と「千産全消」という言葉だ。

 私は、「千産千消」は良く理解できたが、「千産全消」の意味合いが理解できなかった。
 ひょっとして、「千葉産が他の地でも全勝」という趣旨だと、本来の「地産地消」の趣旨と違うと考えたからである。

 ところで、今回の殺虫剤が入っていた中国製餃子の問題で、改めて浮彫にされたことは、正に「中産日消」の実態になっているということではないだろうか。

 市場原理から言うと、日本産より中国産が安いので、消費者は中国産を選ぶということになる。それが「経済効率」というのであろう。しかし、この消費構造は果たして正しいのだろうか。

 今後、食の「安全」とか「自給率」とか「検査体制」等がいろいろと議論されると思う。
 私はそれらに加え、「地産地消」が本質的に持つ意味合いも、議論の対象に加えて欲しいと思う。(内橋克人の著書で、人は、生まれ育った地域で採れた食が身体に良い、というのを読んだ記憶があります。)
コメント
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