団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

刑事原告人(話題)

2008-02-05 17:28:35 | Weblog
          加害者処遇状況等に関する通知制度(話題)

                            2008年2月5日(火)

 2月1日、出勤すると、机の上に「配達証明」で一通の封書があった。
 差出人を見ると、住所は「東京都千代田区霞が関1-1-1」とあるではないか。「1-1-1」!どこかの官庁だということは直ぐに推察できた。しかし役所名の記載はなく、個人名のみが書いてあった。その氏名には心当たりはない。

 人間、心当たりのないことに遭遇すると、「防御反応」がまず起こるのか?
 「何かバレたかな?」正直そう思った。60年も生きると、使い古した竹竿のように、すねに傷を持っている。

 開けてみると、「最高検察庁」からであった。
 私が刑事原告人になった裁判(2007年11月17日「刑事原告人」参照)で、被告の3年の懲役刑が確定した。
 ついては、加害者の処遇状況等について、通知することを希望するかどうかというものであった。

 「処遇状況等」の内容は次のとおりである。(一部抜粋)
①刑の執行終了予定時期、刑事施設の名称、受刑中の刑事施設における処遇状況(定期的に通知)など。
②仮釈放審理が開始されたこと、審理を行う地方更生保護委員会の名称、仮釈放審理の結果など。
③刑務所から釈放された場合の保護観察をつかさどる保護観察所の名称、保護観察中の処遇状況(定期的に通知)、保護観察の終了年月日など。

 要は、加害者からの「復讐」を防ぐ手立ての一つだと感じた。

 参考までに、法務省は、3人の死刑を2月1日午前に執行した。その内の一人(65歳)は、89年、強姦した被害者の女性が警察に届け出たことを恨み、服役後の97年にこの女性(当時44歳)を刺殺した、という。
 この事件は被害者が1人であることなどから、一審判決は無期懲役だったが、二審が破棄して死刑とした、とある。
 「お礼まいり」を厳しく断罪したのだ。

 私への加害者は、危険人物と思っているので、表題の申出書を出すことにした。
コメント
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