団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

問われるのは大阪市民

2013-05-15 12:45:41 | 政治
                    問われるのは大阪市民

                                          2013年5月15日(水)

 5月14日付けの朝日新聞の報道によると、「たまたま」とは全く「ギャグ」(「逆」でした。)で「またまた」橋下大阪市長が暴言を吐きました。


・「銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに猛者集団にどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度は必要なのは誰だって分かる」と慰安婦は必要だったとの認識を示した。


 15日の朝日新聞によると、この橋下氏の発言を受け、石原日本維新の会共同代表他が橋下発言を擁護しています。

・石原氏:(橋下氏が)戦時中の旧日本軍慰安婦を「必要だ」と発言したことに対し「軍と売春はつきもので、歴史の原理みたいなものだ。」

・松井幹事長:「(慰安婦)は現実にあったわけで、必要とされていた。」

 ここで松井氏の発言は、過去に慰安婦があった。そして必要とされていた。と「過去形」にしていることです。

 しかし、問われているのは、そのような過去の歴史の教訓から、女性を性の奴隷とすることは何時いかなる場合でもしてはならないということが現在の世界の価値観となったということです。これが正に歴史から学ぶということだと、私は考えています。


 橋下氏の暴走発言は慰安婦問題に留まりません。

・5月初めに沖縄県の米軍普天間飛行場を訪れた際、司令官に風俗業の活用を進言したことについて、「米軍が法律で認められた日本の風俗業を利用することは何ら問題ない」

 さすがにこの発言には、アメリカ側から、「ばかげている」、「我々のポリシーや価値観からかけ離れている」と突き放されています。

    
 このように、人類普遍の原理である人権に挑戦する発言をするお方が、公党の党首や市長である資格がないことは当然でしょう。


 問われているのは、このようなお方を市長に選んだ大阪市民です。
コメント
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