橋下氏との面談中止

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　橋下氏との面談中止

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2013年5月26日（日）

　25日付けの朝日新聞によると、元慰安婦の韓国人女性が橋下大阪市長との面談を中止したということです。
　
・　2人は中止の理由について、橋下氏が一連の発言を撤回していないことを挙げ、「政治的パフォーマンスに付き合いたくない」などと述べているという。（記事から引用）

　私は、22日のブログで、この面談について、

・　24日には橋下氏は韓国人の元慰安婦と会うことになっています。橋下氏がこれをチャンスと捉え一発逆転の「変身」を行おうとしているのではないかと、私は予想しています。

　と書きましたが、元慰安婦により、その真意が見抜かれたということだと思います。

　橋下氏にとっては、絶好の言い訳のチャンスを逃したというべきでしょうか。


　ところで、橋下氏は、慰安婦問題で、「軍や官憲が暴行・脅迫をもって無理やり強制連行してそういう仕事に就かせた証拠はない」と主張し、「強制連行があったのかなかったのか」について非常に拘っています。
　しかし、元慰安婦の証言によれば、騙されて連行された者もおり、「強制」があったかなかったかという問題は本質的ではありません。


　本質的には、多くの女性を軍の慰安所に閉じ込めて軍人の性欲処理の道具として「性奴隷」の状態においていたかどうかということです。

　橋下氏は、そのことについて、自らの考えを明らかにする必要があるでしょう。