特別秘書
2016年6月11日(土)
マズイぞえ東京都知事の、都政私物化ですが、これもその一種でしょうか?
7日の東京都議会で、特別秘書の疑惑が追及されました。「特別秘書」って、よく分かりません。
・特別秘書は、地方公共団体の長や議会の議長等の秘書業務を専任して行う特別職の地方公務員である。根拠法は地方公務員法第3条。「地方公共団体の長、議会の議長その他地方公共団体の機関の長の秘書の職」のうち、条例で指定するものを特別職とすることができ、これを一般に特別秘書(特別職秘書)と呼ぶ。(ウィキペデイア)
「追及」については、ネットの記事を参照しました。
・追及したのは、共産党の和泉都議。
・和泉都議は党の独自調査をもとに「特別秘書には局長級の給与が支払われている」とし、「横田氏の主な出勤先は知事の世田谷の自宅や(自宅内にある)政治団体事務所。知事の車の運転もたびたびしている」と指摘。
・「横田秘書の勤務に関して情報開示請求をしましたが、出勤簿や勤務記録をはじめ、資料は一切出てきませんでした。明らかにする必要がないというスタンスで、到底納得がいきません」(共産党都議団事務局)
・「私設秘書がやるべきことをやらせているのではないか」と舛添氏に迫り、勤務実態を説明するよう求めたが、答弁はのらりくらり。「知事から直接、特別に任命を受けて都政運営全般について知事を補佐している。場所や時間を問わず職責を果たすもので、その上で最も適切な勤務形態を取っている」とごまかした。
私しゃ、地方公務員法にこのような規定があることを知りませんでした。(汗)合法的に知事の「分身」を設置することができる訳です。現在2名設置していますので、二人分の給与は約4000万円。これらの方は、マズイぞえ氏が辞任に追い込まれると、当然失職しますので、現在疑惑隠しに奔走していると思われます。当然そのような業務は本来の業務ではないでしょう。都政の私物化極まれりという感じですね。
ちょっと余談になりますが、マズイぞえ氏はお二人に給与を全額渡しているでしょうか?
http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/2488d5d444bb523f7514046245ada8b4
地方公共団体の首長には一般職の職員で秘書役を担当する者がいます。マズイぞえ氏は、この特別秘書の勤務実態に関する資料を一切出さないということですので、このことからすると、公けになると困るようなことを自らの分身とし行っていると言えますね。(一般職であれば、当然資料を提出しなければならないでしょう。)
9日の朝日新聞です。あのハシシタナイ氏も特別秘書を置いていたのですね。
記事によると、
・秘書としての職務を一切しなかった、として約2200万円の返還を要求したが、経歴や人脈を生かし、中央省庁や政党との連絡調整をしていて支払いは適法だ、というものです。
まぁ、疑問は残りますが、OKということなんでしょうか・・。
その疑問とは、マズイぞえ氏のように都政を私物化したり、ハシシタナイ氏のように憲法違反の思想調査をするような輩にこのような制度を利用させると、悪事を増長させることになるということからです。