週刊文春の餌食
2016年6月21日(火)
マズイぞえ氏は、週刊文春さまの報道をきっかけに、東京都知事の職を辞職に追い込まれました。因みに、辞職は21日付けということですが、この日の登庁の予定はないということです。つまり退職のセレモニーは行われません。マズイぞえ氏は次になにをしようと考えているのか知りませんが、有終の美(でも有り得ませんが)を演出していた方が良いと思いますが・・。
週刊文春さまの最初の報道は、高額な海外出張費の問題でした。議会もそれを追及した訳ですが、その議会が「?」なんです。これ、次のターゲットとして週刊文春さまの餌食になりますですよ。
都議会議員が、リオのオリ・パラピックに視察に行くのだそうです。当初20人だったものが、何故か27人の予定になり、6200万円の予算が1億円に膨らむ試算となっています。
会派別内訳です。
共産党、生活者ネットワーク、かがやけTokyoは、辞退しています。この時期に視察に行くのは、重大な事態になると考えた訳ですね。(機を見るに敏)
不思議なのは、辞退が6人なのに、その内の5人は他の会派に振り分けています。これ、信じられません。共産党は「派遣団は最小限に」(注「最少」が正しいです。)という趣旨で辞退したのに、他の会派が取っちゃった。(ドロボー)
余談ですが、これと似たようなことが、政党交付金でもあるんですよ。共産党は政党交付金は憲法に違反するとして受取りを拒否しています。実はその分は他の党がちゃっかり(ではないですね、ドロボーです。)受け取っているのです。
私しゃ、共産党には形だけ受け取って、慈善団体に寄付するかどうかしてもらいたいと思います。
・・で、他の会派の言い分ですが、自民党は「都議会で決めたことなので 議会局に一任」とあります。これ、事実としたら、当事者能力が欠けています。自民党の議員は議員たる資格がありません。「都議会が決めた」って、実質自民党が多数ですので、要は自民党が決めたってことでしょ。
週刊文春さまの格好の餌食になるのであります。
私しゃ、マズイぞえ氏が、この問題を一政治学者として舌鋒鋭く追及すれば、名誉回復になるのではなかろうかと思います。・・な訳ないか。マズイぞえ氏も自民党も同じ穴の貉であります。