娯楽
2016年6月13日(月)
この一か月の間、私の唯一最大の娯楽は、TVのバラエティー番組でした。マズイぞえ氏の疑惑報道は、他のどんな番組よりも、意外性もあり、また、私をその番組の登場人物にさせるのではないかという臨場感がありました。「番組の登場人物」とは、TVを見乍ら、つい、私自身がTVに向かって喋っちゃうのですね。(笑い)
ところが、それも長く続かない雲行きになってきて、私しゃ、残念でたまりませんです。
マズイぞえ氏の不信任案が15日に提出される見通しです。不信任に該当することは山ほどあると思いますが、次はその一部として、私が考えたものです。
①都政の私物化
これは説明するまでもないでしょう。ア.公用車の私的利用、イ.公務中の私的美術館鑑賞、ウ.私的疑惑記者会見を都政記者会見の場で行う、等々。
②虚偽の説明
マズイぞえ氏は、ホテル三日月の会議で、当初「事務所関係者等」と言っていましたが、「第三者」調査では、元新聞記者の出版社社長と言いました。マズイぞえ氏がどのように言い訳しようが、これ嘘を言ったことになります。もっとも、「出版社社長」というのも嘘の可能性が高いで、その場合は、嘘の上塗りということになり、「罪」2(スクエァのつもりです。)ですね。
嘘はまだありますよ。今日13日の総務委員会で共産党が高額海外出張旅費について追及しますが、マズイぞえ氏がこれまで説明してきたことが嘘であることが暴かれるはずです。
③都政の停滞
本当はこれが一番大きいことかも知れません。都庁には苦情のTELが、多分現時点で3万件程度きていると思います。職員は、これに忙殺されて、本来の仕事ができません。また、いかに相応しくないと言っても現都知事のマズイぞえ氏に意思決定を求める案件がありますが、大きく遅滞していることは間違いありません。→金銭的損害に換算するのは難しいですが、相当多額になると思います。
④都民の信頼の喪失
TV局の調査では、マズイぞえ氏の説明が不十分としているのが90%超です。辞任を求めるというのは70%程度ですが、残りの30%の中には、選挙になると50億円ものお金がかかるので、躊躇しているということが伺えます。言い換えると、費用がかからないのであれば、辞任を求める声はもっと多くなるのです。明らかに70%超の都民が辞任が相応しと考えている人物が都政を担う資格はありません。
今日のTV局の報道では、自民党が不信任案に賛成する可能性が出てきた、とありました。私しゃ、自民党さんには、不信任案には反対して欲しいです。そうすれば、まだまだ、私の楽しみが続きますので。
自民党と公明党は、都議会与党です。議会での追及は厳しいですが、私しゃ、ポーズと見ています。自公が真に行わなければならないのは、選挙でマズイぞえ氏を支持したことに関する真摯な反省と「けじめ」です。それについて、何ら示しているとは思えません。つまり、ポーズなんですね。
仮に、15日の不信任案に賛成することがあったとしても、それは選挙対策のためであって、自らの利益のためだけです。
自らの利益のためだけに、私の娯楽を犠牲にしないでください。この恨みは大きいですよ。
今朝のTVでは、「元新聞記者で出版社社長」は、既に死亡している人ではないかとの憶測が報道されていました。「死人に口無し」ですね。