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 団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

舛添要一東京都知事の所信表明演説

2016-06-01 15:26:46 | 政治

舛添要一東京都知事の所信表明演説

2016年6月1日(水)

 舛添要一東京都知事が所信表明演説を行い、冒頭、自らの不祥事に関して頭を下げました。(「謝罪」のつもり?)

 不祥事に関することは3分弱の時間でしたが、目新しいこととして、大きく3点ありました。

①ファーストクラス及びスイートルームは今後使用しない。

 舛添氏は、ファーストクラスを利用する理由として、体調を万全とし、到着後直ちに仕事に取組む為と言っていましたので、これからは、休養に1日くらい使うのでしょう。

②公用車の運用は厳しく行う。

 公用車の運用は、知事自身が決めることです。舛添氏の感覚はずぶずぶに緩い訳ですので、その緩い基準からして、「厳しく」ったって、そりょ世間常識での「厳しさ」ではありません。本当に厳しい運用にするのであれば、都民に運用の基準を作ってもらうべきでしょう。

③政治資金の疑惑に関する調査については、審議に間に合うように、出す。

 これは、出てきた中身を見なければ、何とも評価しようがありません。

 

 ということで、調査結果が出てこない限り、進展はないということです。

 

 都庁には、2万件を超える苦情が来ていると言います。都政が大きく停滞していることは、間違いありません。舛添氏はそのことに関して、見解を表明していません。随分鈍い感覚のお方と思います。そりょそうでしょう。都知事の定例記者会見の場を自らの疑惑の弁明に使っている訳ですから、公私の区分が明確な方であれば、自ら記者会見の場を設定して(当然お金はかかりますよ。)行いますよ。

 

 

 TVのコメンテーターが言っていましたが、税金を払わない人がいるのではないかと・・。こりゃ、十分考えられます。都知事がどのような事を行おうが、そのことを理由に税金を払わないというのは正当性はないのですが、職員は、その弁明に大わらわになる訳で、不満が溜まることになります。当然、モラールとモラルも低下します。このようなことは、直接金銭的に換算できることではありませんが、大損害をかけていることは、間違いないでしょう。

 

 このような、都知事を居座らせて良いのか?有権者としての都民が問われています。

 

 

 

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