水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

楽器決め

2010年04月19日 | 日々のあれこれ
 登録カードを提出した1年生が今日みんなきてくれた。
 今日、明日とあらためて全種類の楽器を体験してもらい、あさってパートを決める。
 なんとなくこれかな、ジャンケンで負けてこれかなというぐらいの出会いで十分だと思う。
 そのあと、どうするか。
 中谷彰宏氏が、面接で一番に来た人を採用するという話をされていた。
 だって、結婚てそうでしょ、って。
 すべての人と知り合ったあとに、自分にぴったりの人を選択するわけではない。
 出会いはその時その時のもので、自分の目の前にきたこと自体が運命なんだと。
 ほんとはこの人じゃなかったかもといつまでも思ってたら幸せになれるわけがない。
 自分はこの楽器しかやりたくない、という強い意志を持って入部した子が、そのパートに入ることができ、でも途中でやめてしまうという例をけっこう見てきた。
 ほんとになんでもいいです、と言って与えられた楽器をはじめた子がどんどんのめりこんでいく例もたくさん見た。
 運命とは出会い。
 出会いとは偶然。
 考えてみると、今この学校で働かせていただいているのも、二つの私立高校に応募してて、たまたま面接の早いほうに決まったというだけだ。
 ずいぶん長くお世話になってしまった。
 たまたま出会った楽器に、わずか3年の間お世話になってみていいと思う。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする