国語教育で「メディアリテラシー」の重要性が近年叫ばれていて、いろんな方が研究されていることは知っているのだが、横文字に弱いので、積極的に触れようとしてこなかった。
ぴたっとした訳語が思いうかばないが「情報の価値や真偽を判断する能力」とでも言えるだろうか。
一番わかりやすいのは「メディアにだまされない力」かな。
国語教育が責を負うべき分野だとしたら、おれは知りませんではいられないなと思う。
たとえば、今朝の新聞の「小沢氏起訴相当」という大きな活字を見て、どう思うのかということだ。
「検察審査会」とは一般の有権者から無作為に選ばれたメンバーで構成される。
おれもいつ呼ばれるかわからないくらい身近なものだそうだ。
言ってみれば素人の会議である。
そんな大きなニュースに扱うべきものだろうか、小沢さんに不利な情報はやたら大きな記事になるな、そうしているメディアの意図はなんだろう、などと考える方向性で頭を動かせるようになるのが「メディアリテラシー」といえるだろう。
国語教育でそれをやるべきだったんだね。
だれもやってないから、メディアリテラシーの偏差値があまりに低い人たちばかりになってしまった。
誰かが「あいつおかしい」と言って、テレビや新聞がそれを報道すると、一気にそっちに流れていく。
「あいつあやしくね?」と言い出すと、みんなそっちを向いてしまう。
国語教師の役目をちゃんと果たさねば。
それとも、メディアの中心にいるであろうと思われる、われわれ世代に問題があるのだろうか。
ぴたっとした訳語が思いうかばないが「情報の価値や真偽を判断する能力」とでも言えるだろうか。
一番わかりやすいのは「メディアにだまされない力」かな。
国語教育が責を負うべき分野だとしたら、おれは知りませんではいられないなと思う。
たとえば、今朝の新聞の「小沢氏起訴相当」という大きな活字を見て、どう思うのかということだ。
「検察審査会」とは一般の有権者から無作為に選ばれたメンバーで構成される。
おれもいつ呼ばれるかわからないくらい身近なものだそうだ。
言ってみれば素人の会議である。
そんな大きなニュースに扱うべきものだろうか、小沢さんに不利な情報はやたら大きな記事になるな、そうしているメディアの意図はなんだろう、などと考える方向性で頭を動かせるようになるのが「メディアリテラシー」といえるだろう。
国語教育でそれをやるべきだったんだね。
だれもやってないから、メディアリテラシーの偏差値があまりに低い人たちばかりになってしまった。
誰かが「あいつおかしい」と言って、テレビや新聞がそれを報道すると、一気にそっちに流れていく。
「あいつあやしくね?」と言い出すと、みんなそっちを向いてしまう。
国語教師の役目をちゃんと果たさねば。
それとも、メディアの中心にいるであろうと思われる、われわれ世代に問題があるのだろうか。