水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

合宿

2012年03月16日 | 日々のあれこれ

 一泊の合宿を2セット終えた。二泊三日だと三日目に多くの部員が精彩を欠くのが昨今の状況なので、ちょうどよいかもしれない。年間数十泊の合宿をする学校さんもあるけど、何がちがうのだろう。何のために泊まるのかの意思統一なんだろうな。
 そのへんからして何年も積み残されたままの課題だが、対策が思いつかない。
 定演まで残り一週間。一日を三日分ぐらいにして練習できれば、なんとか間に合うだろう。
 はじめての演奏会に取り組む一年生が健闘しているし、三年生もだいぶとりもどしてきたようだ。
 二年生は大変な状態だろうが、なんとかのりきってほしいと思う。
 昨日夕方、裏パンフにのせる二部脚本担当の言葉を書けという指令がくだったので、

 ~ いつの頃からか定期演奏会の定番となった二部の劇。
 ストーリーが変わっても毎回登場するスイングレンジャー。
「スイングレンジャ-!」と呼ばれると、音楽に乗って登場し悪者をやっつけていく、もしくはただ乱闘して去っていく。時には何の問題解決にもつながらなかった彼らの存在は、いわゆる色物あつかいでした。
 セリフよりもインパクト勝負。そういう方面があっていると思われた部員たちが、その役を担ってきたとも言えます。
 しかし、レンジャーにはレンジャーの悩みがあるはず。
 スーパーマンにも、バットマンにも悩みがあったように、レンジャーたちも、自分たちとはいったいどういう存在なのか、本当の敵はだれなのか、何のためにコスチュームを来ているのか、なぜ5色なのか、そもそも必要なのか、などいろんな悩みを抱えているにちがいありません。 … ~

 ていうかんじで書き始めてわたした。
 ちょっと待てよ、今渡したものを頁にするのだから、やはり間際にならないと印刷できないじゃないか。毎年のことだが、顧問使いの荒い人たちだ。

 その後、夜はバンドレッスン。「陽はまた昇る」「ディスコキッド」をみていただく。
 「先生、これ譜づらはやさしいかもしれないけど、とんでもなく難しいですよ」といきなり言われ、「じゅうじゅう承知してますので、なんとか形にしてください」とお願いしたが、楽曲の問題だけではなく、曲に対する取り組みの姿勢の甘さが露呈してしまい、がっつりお小言を頂戴してしまった。
 「ただ、吹きゃあいいっていうもんじゃないんだよ。全部の音に心こめるぉ」
 すいません、先生。部員に対して発せられるお言葉に心で頭をさげていた。
 「わざわざきてくれるお客さんにそれでいいのか!」
 なんかやること多くて、ほどほどに全部こなさなきゃという気分が正直自分の心にあったと思う。反省した。
 答案返却日に提出する1年生の宿題をすべてなかじま先生にチェックしてもらってから就寝。
 あけて今日は、1・2年が答案返却だったので、3年生に最後の合宿所そうじをやってもらう。
 その間に3年教員で新一年生の入学説明会の準備。
 進路指導部長にお手伝いいただい定演パンフレットの最終稿の入稿。
 早めにお昼を食べて、二部の直し、昨夜のレッスンの復習、いろんな仕事など。
 もうちょいだな。いろんなことが。

コメント
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