日曜の昼間、「劇団だっしゅ」の境太郎さんという方が企画した「MaJIWARism~交わリズム~」というお芝居を観た。
昨年たまたま「だっしゅ」さんを観に行ってからご縁ができて、そこの女優さんからメールをいただいて知った。
出かけたのは要町の駅から徒歩5分「アトリエ第七秘密基地」という小屋。キャパ50席。
客席は、いかにも芝居してます風の若者が中心だが、自分と同じ年格好のご夫婦とかもいらっしゃったから、出演者の身内の方々だろう。
少しでも多くの人に舞台経験を与えるというコンセプトでつくられた企画だそうで、一つの共通テーマのもとに書かれた四本の台本が一つにつながるように構成されている。
お芝居の筋や演技にはあらい部分があったのもたしかだが、それを補ってあまりあるパワーを感じた。
ただ若いとはいいながら、そこそこの年齢に見える役者さんもいる。
えらいよね。いつまで役者やってるんだろ、やれるんだろ、ていうか役者としての収入ほとんどないから的な現実的苦悩をかかえてる方もいると思う。
それが逆にパワーにつながっているのだろうか。
芝居がはねたあと、メル友(うそつけ!)の山口奈実さんにあいさつにいく。
「ありがとうございます」と言って、小さなチョコレートと芝居の小道具だった名刺を手渡してくれる。
大事にしまって、うきうきと駅にむかう。
AKB劇場に通う人の気持ちってこんななのかな。しまった! 握手してもらえばよかった。