急に涼しくなった。午後は中学校さんをまわる予定だったので、あつくるしくなくネクタイができてありがたい。
午前中に、漢文2こ、古文1こやってから、荷物を積み込み、いつものルートで回り始める。
旅のおともにしたCDは、まずマキタスポーツ『10年目のプロポーズ』。先日、ものまね番組で「ものまね大好きさん」というコーナーに出演してた。完全にプロになりきってない芸人さんが出るようなコーナーだったので、まわりの芸人さんから「こんなとこに出たらあきまへんがな」と言われてた。たしかに。
実力は折り紙付きだが、メジャーにならないのはなぜだろう。実力は清水みっちゃんクラスといっても過言ではないと思うのだが。そのマキタ氏が、「売れるJpop四つの理論」というのを考察してて、そのとおりに作ってみましたという曲。カノンのコード進行、「つばさ」「扉」「キセキ」「さくら」のキーワードをちりばめ、ごく私的な事情を盛り込むことでオリジナリティーを生み出す、みたいな理論。
聞いているとやはり笑ってしまう、きわめて上質のパロディだ。そこここにピリッとくる毒ももられている。そのものまね番組でやっていたのは、長渕剛がモーニング娘を歌ったらというネタだったが、ご本人さんが見てたなら、いい気分にはならないだろうし、まあお茶の間でほんわかした笑いを求める一般庶民には受け入れられにくいかもしれない。
マキタスポーツさんも含む東京ポッド許可局というユニット(と言っていいのかな)の『東京ポッド許可曲』。基本は語りのCD。
土気シビックウインドオーケストラ『華麗なる舞曲』。表題作ほか、「マゼラン」や「サザンメドレー」を楽しむ。
槇原敬之作品をいろんな歌手が歌ったアルバム『We Love Mackey 』。この手のアルバムはほんとたくさんあるが、これはクオリティが高い。juju「もう恋なんてしない」やmiwa「北風」、中村中「PENGUIN」がとくによかった。その日の体調や天気でいいなあと思える曲は変わるので、こういうカヴァーものは時に重宝する。
などを聞きながら、無事に担当中学校をまわり終えたので、明日はがっつり合奏させてもらおう。