午前中は3年生の講習があるので教室でパートやセクションでの練習。
午後は、入場練習、2曲通してみて、録音して聞いて、再度直しという練習。
久々にOBが何人か来てくれたので、10秒だけぐちってから、最後の合奏。
本番が夕方なので、明日の午前中にけっこう練習できるのがありがたい。
しかし、明日は全体の終了時間が20:20を予定している。群馬や山梨の学校さんも参加しているが、帰りは大丈夫なのだろうか。いろんな意味でタフな大会だけど、だからこの時期に参加するのは辛いなと昨日は思ってしまったけれど、そして一日や二日で急にうまくなったりはしないけれど、やっぱり無理してでもがんばろうと今日は思った。
とりあえずやろうと言えるのは顧問力の一つじゃないかと思う。楽観力とか笑顔力ということもできるかもしれない。その点においては、こんな自分でもいる意味はあるはずだ。
あと、その部活の競技・ジャンルに対する専門性はあった方がいいに決まってるが、専門性が足りない分は、だんどり力やら、学び力でかなりカヴァーできる。
ものすごい専門的な力を顧問の仕事として発揮できない場合もあるけれど、専門力はやはり大きい。
『幕が上がる』の吉岡先生は、教員になって一年目だが、演劇についての力は比類ないものだった。
自身がすぐれた役者であり、同時に自分や自分を取り巻く環境を客観的に見る目ももっていた。
だから、役者としての生徒達に何が足りないのかをすぐに見極め、演出家やスタッフとしての生徒達にも、何が今やるべきことかを的確に指示することができた。
吹奏楽の世界でも、教員になってすぐにコンクールですばらしい結果を出す先生がいるから、そういう意味でも吉岡先生のような存在はリアルに感じた。
また『幕が上がる』話になってしまったけど、ほんとにこの作品についてならいくらでも語れる。