水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

大合格

2020年06月25日 | 学年だよりなど
  3学年だより「大合格」


 先日、「アメトーークSpecial 勉強大好き芸人」で中田敦彦氏の語りを久しぶりに聞いて、デビューしたばかりのオリエンタルラジオが翔鷺祭に来校したことを思い出した。タカアンドトシ、品川庄司の前座としておまけでついてきて、モチネタは5分しかなかった頃だ。「おまえら、何? いい大学出てるんだって! そっちが明治で、おまえは? 慶應? まじか」と品川さんがイジっていたのは、十数年前になる。
 以前の「アメトーーク」では、「志望校を堂々と宣言せよ」と語っていた。
 まったく手が届かなそうなA校、頑張れば可能性がありそうなB校、今でも受かりそうなC校を受験校として考えていたとする。
 自分が本当に行きたいのがA校なら、堂々と宣言するべきだと言う。
 しかも、「おれはA校しか受けない」と言えと。
 すると、噂が広まる。「あいつ、バカなんじゃないの」「でも、すげぇな」「潔よくない?」
 羨望さえ含む声につつまれ、言った本人は後にひけなくなる。
 みんなに言った以上、やるしかない。
 「夢を大声で宣言すると応援してくれる人が現れる」の原則もある。
 つきあいが悪くなっても、「見守ってやろうぜ」と言ってもらえる。
 藝大に受かった八虎がそうであったように。
 「自分は高2で偏差値35なのですが、早稲田の政経に現役合格できますか?」
 ある高校生の質問に、中田氏はこう答える。


~ キミは早稲田合格を「目標」と考えているかもしれないけど、傍から見ればそれは「夢」の領域だよ。「夢」って非現実的だし、人に話すのが恥ずかしかったりするじゃん。だけど、オレはどんどん公言したほうがいいと思っている。
 堂々と夢を語ると、周りの人間がパワーを与えてくれるか、自分の能力をフルに発揮できるようになるんだね。
 まあ、実際は大風呂敷を広げて引っ込みがつかなくなっているだけかもしれないけど(笑)。ただ、モチベーションが上がったり、プレッシャーが力に変わったりするのは事実だと思う。
 だから、キミがまずやるべきことは、親や友人に「早稲田の政経を目指している」と話すこと。最初はあきられたり、バカにされたりするかもしれないけど、人は無謀なチャレンジをする人間を徐々に応援したくなるもの。キミの周りは一気に盛り上がるはずだよ。
 そんなエキサイティングな1年を過ごして、結果的に「偏差値55の大学に合格」というのでもいいんだ。夢を持たなかったときより、確実にいい未来を引きよせたといえるからね。 (中田敦彦『大合格』KADOKAWA) ~


 そもそも、現時点の自分にあわせて分相応の目標を立てること自体、自分を低く見積もりすぎているのだ。「男子三日会わざれば刮目して見よ!」と言うではないか。経験から言うと、人は変わるときは1日、いや1分で変わることさえある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする