goo

ホルモー六景 万城目学

古都を舞台にした奇想天外な名作「鴨川ホルモー」の続編。話の続きではなく「ホルモー」にまつわる外伝・エピソード集である。登場する「鬼」達にまた会えて嬉しいというか、懐かしくて、なんだか「かわいさ」が増しているようにさえ感じる。まとまった読書の時間が取れない時に、本書のように、すぐその世界に入り込めて、気軽に楽しめて、しかも無条件で面白い本というのは、本当に有り難い。本書で特に面白かったのは、ホルモーの無限の可能性を感じさせてくれた「丸の内サミット」と、いい話だなぁと感じた「長持の恋」だ。「長持の恋」などは、別にホルモーとは関係ないような話だが、奇想天外な話のなかにこういうしみじみした話があるのが逆に効果的で良い。当然ながら、万城目ファンとしては、「鹿男あをによし」の続編を期待したい。こちらもホルモー同様、いろいろありそうでわくわくする。(「ホルモー六景」万城目学、角川書店)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ヴィゴ・モーテンセン シャツ ロード・オブ・ザ・リング アラゴルン

「ロードオブザリング・王の帰還」のアラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンのサインはすでに紹介したが、こちらはが彼が映画のロケのなかで着用したシャツのコレクティブル。鎧の下に見える袖の部分と同じ色なので、おそらくその衣装の一部であろう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ホロビツェル ヴィンテージカード

実は、これがどのようなものなのか、私にはよく判らない。判らないのだが、見た目は、T206、T205に似たヴィンテージ・カードで、色合いはT205、デザインはT206によく似ているような気がする。伝え聞いたところによると、このカードは、当初3枚綴りで、両端に2人の大リーガーの絵、中央に解説文というやや大きめのカードで、その端の1枚が切り取られたものとのことである。ホロビツェルという選手についてもよく判らない。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

中村直志・増川隆洋 サイン Jリーグ

名古屋グランパスに関しては、以前マスコットのサインと玉田選手のサインを紹介済みだが、ピクシーの監督就任を祝して、名古屋グランパスの選手のサインを2枚紹介する。中村選手はMFの選手で、オシム日本にも招集された実力選手である。MFという激戦区だが、Jリーグでピクシーの元でコンスタントに活躍することで、チームや日本のために貢献して欲しい。もう1人は増川選手。ディフェンスの選手でグランパスの公式HPの選手紹介をみると今年の抱負が「試合にでる」とある。昨年は、シーズン半ばになってようやく出場機会が多くなったようである。こちらも、ピクシー指導のもとで、年間を通じてレギュラーとして定着していって欲しい。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

まこという名の不思議顔のねこ 前田敬子・岡優太郎

書評を読んで記憶に残っていて、ちょうど本屋で目立つ置き方になっているのが目にとまり、つい買ってしまった。ブログで有名になった「まこ」という不思議な顔をしたネコの写真集なのだが、これがたまらなくかわいい。ネコの顔は、人間ほど個性が出にくいのか、我が家のねこ2匹も顔つきでは一瞬どちらかわからないことがある。それだけに、柄や体格ではなく、顔つきにこれだけ個性があるねこもまれだろうと思う。好評のようで、すでに2冊目もでていたが、そちらはブログで見るようにしよう。(「まこという名の不思議顔のねこ」前田敬子、岡優太郎、Marblebooks)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

アドウェール・アキノエ・アグバエ LOST Mr.エコー

「LOST」ではシーズン2からの登場したMr.エコーを演じたアドウェール・アキノエ・アグバエの着用したシャツのコレクティブル。登場人物にはそれぞれ、ドラマの舞台である孤島と偶然とは思えないつながりがあるのだが、彼の場合も、
弟の遺体を島で発見するというとてつもない偶然に直面している。このドラマのなかのこうした偶然の積み重ねが、運命的な偶然のまま終わるのか、最後に何らかの意味付けがなされるのか、それが判るまでは、このドラマから目を離す訳にいかない。もっとも、このドラマには、これまで十分楽しませてもらっているので、偶然で終わっても文句を言うつもりはないのだが。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

笙野頼子三冠小説集 笙野頼子

94年に立て続けに野間文芸新人賞(「なにもしてない」)、三島由紀夫賞(「二百回忌」)、芥川賞(「タイムスリップ・コンビナート」)の3賞を受賞した作者のそれらの受賞作を納めた短編集。この3作品を一挙収録という非常に有り難い本書。文壇での評価は、それこそ真っ二つのようであるが、新人が目標とする上記の3つの主要な「新人賞」を受賞した作家は、後にも先にも彼女だけなのだそうである。3つの作品は、それぞれがユニークで、ストーリーとか構成をとやかく言うのがあまり意味のないことのように思える作品ばかりである。夢の中のような文章の流れを追っていって思うことは、文学というのは、結局最終的にはその作品が好きか嫌いかということになってしまうのだなぁということだ。私の好みでは、3つのなかでは、「タイムスリップ・コンビナート」のユーモアというか余裕のある雰囲気が最も楽しめた。(「笙野頼子三冠小説集」笙野頼子、河出文庫)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

テリー・オークィン LOST ロック

人気TVドラマ「LOST」のロック役、テリー・オーキンがドラマの中で着用していたシャツのコレクティブル。ドラマの中のロックは、準主役ということで、だいぶ過去が明らかになっているとはいえ、まだまだ謎の多い人物である。登場人物のなかには、自身の過去の経緯から、必ずしも孤島からの脱出を行動規範の最優先に置いていない人物が何人かいるが、彼もその一人で、そうした人物の存在が、話を複雑かつ面白くしている面がある。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ホリヘ・ガルシア LOST ハーリー

「LOST」で非常に好感の持てるハーリー役を演じているホリヘ・ガルシアが着用していたシャツのコレクティブル。彼の役者としての人気は、LOST放映以降、うなぎ登りに上昇中とのこと。判る気がする。食いしん坊のハーリーが、食料管理担当者に任命され、経営学で言うところの「エージェンシー問題」に苦しむストーリーは、格好の経営学の教材と言えよう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

巨匠の傑作パズルベスト100 伴田良輔

サム・ロイド、デュードニーというパズル界の巨匠2人が考案したパズルを中心に古今の有名なパズルが100問紹介されている。サム・ロイドの名前は聞いたことがあったが、デュードニーという名前は、本書で初めて知った。100問のうち半分以上は、どこかで同じようなものをみたことのあるパズルだが、本書では、そのオリジナルの問題を見ることができる。それにしても、こうした有名なパズルの多くがたった2人の人間によって考案されたということに驚く。2人のうち1人は世界的なチェスの名手、もう1人は小説家ということだが、パズルを作るのにはかなり特殊な才能と努力が必要なのだということがよく判った。全部を真剣に考えながら読んでいると、おそらく半年かかっても読みきれないだろうということで、ある程度飛ばしながら読んだがそれでもかなりの時間楽しめた。お得な本だ。100問中、最も驚いたのがQ94の問題。正解を巡って、ギネスブックで「最高のIQを持つ人」に認定されている天才と、何名かの数学者の間で論争になったとか。本書に書かれた「正解」、自分の直感を完全に裏切る「回答」には、心底驚いた。(「巨匠の傑作パズルベスト100」伴田良輔、文春新書)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

シンシア・ワトロス LOST リビー

LOSTのリビー役、シンシア・ワトロスのコレクティブル。season2から登場し、ほんの脇役かと思っていたら、ハーリーと同じ病院にいたことが判明し、俄然謎が大きくなった感がある。LOSTの場合、ストーリーの関係であまり派手な服装は不自然なことから、地味な色のコレクティブルが多いが、これは、色が鮮やかなので嬉しい。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ダニエル・デイ・キム LOST ジン

LOSTのジン役のダニエル・デイ・キムのコレクティブル。かれの役柄は、亭主関白・無口など、いかにも韓国人のステレオ・タイプのようでどうしても好きになれない。しかも、そのイメージが、かつての日本人のイメージとダブって見えるのでなおさらだ。ストーリーが進むにつれて、人格の良さ、責任感の強さなど、良い面がでてくるのだが、ステレオタイプだなぁという印象はどうしてもつきまとう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ジョシュ・ホロウェイ LOST ソーヤ 

LOSTでソーヤ役を演じているジョシュ・ホロウェイのコレクティブル。当初は「嫌われ者」というキャラクターだったが、嫌われても嫌われても全くへこたれず、しかも必要な時には勇敢に行動して仲間を助けるということで、season2では最も人気のあるキャラクターという感じになってきている。日本語の吹き替えでもかなり面白さは伝わってくるが、英語で聞くとその語りの妙味がたまらないのだという。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

エミリー・デ・レイビン シャツ LOST クレア 

「LOST」のクレアを演じたエミリー・デ・レイビンが作品中に使用したシャツのコレクティブル。写真の色と同じなので、写真に写っている衣服と思われる。エミリー・デ・レイビンは、LOST以前の出演作は、TVドラマ「ロズウェル」くらいだが、今後の出演予定作も2つほどあるようで、彼女も「LOST」で人気を高めた俳優の1人と言って良いようだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

エヴァンジェリン・リリー LOST ケイト

「LOST」の主役の1人ケイトを演じるエヴァンジェリン・リリーが着用したシャツをあしらったコレクティブル。DVDのコレクターBOXに収納されている特典映像をみると、最初のシナリオでは、season1の途中でジャックが死亡し、それ以降はケイトがリーダーとして活躍する予定だったという。確かにseason2では、ジャックの活躍頻度が少しずつ少なくなり、ケイトをはじめとする他の人物が活き活きしてきたように感じられる。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ 次ページ »