かつて報道機関は「頭の賢い、正義感の強い、大きな声」の頼れる市民の側の企業でした。いまのメディアは「給料の高い、強い者に忖度し、大きな声」の利益優先の単なる企業になりました。
いつからこんなふうになったのやら。
1999年に朝日新聞の経済部出身の箱島信一社長「普通の会社になろう!」と言ったそうです。(川端幹人『タブーの正体!』)
確かに、マスコミ企業は普通の営利会社になってしまったのかもしれません。
私事ですが、子供の頃は毎日新聞、大学受験以降はずっと朝日が続きましたが、ある時、野球の券をくれるからと奥さんが読売新聞に換えました。でも2000年あたりから何か変だと思ったので、経済だけの日経新聞にしました。
でも必要な情報すら流さない単なる広告の紙に金を払うことがおかしいと思い、昨年新聞をやめました。
でもなんか寂しいのです、郵便受けに新聞が来ないのは。それで、今は応援する地方の新聞を送ってもらっています。
その新聞は「あるものを在る」として載せます。それで充分です。そのうち戦前から続いた大きな新聞社は無くなるんでしょうか。
ちゃんと「ノーベル賞受賞者たちの警鐘」も載っています。