玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

罠のある国

2021-02-08 10:51:00 | 

正直、この本はつまらない、あの雄弁な森ゆうこが書いたモノとは思えない。

どうも録音したモノを筆記したようでもあるし、何となく本の態を成していない。政治家にありがちなゴースト・ライターを使っていないだけ良心的だと考える。

こういう本は拾い読みの超速読に限る。

小沢一郎の「陸山会事件」や「西松建設事件」が既にみんなの頭の中にこびり付いていないか。結局彼は無罪だったのだ。

にもかかわらず「検察審査会」で疑惑が引き伸ばされて一定の黒いイメージを張り付けられた。

小沢への罠は「政権交代を恐れたモノたちがやった」と小沢本人はいう。

それが官僚か、自民党か、この本には結論がない。いや、民主党かもしれないし、・・・。

一番驚いたことは、「検察審査会制度」は一般市民を籤で集めることになっていても、司法の側は都合の良い方向に操作できるということだ。

とすると、先だっての山口何某による強姦事件が不起訴相当になったこともありえるのか。

そして、我々が期待する「桜を見る会」も不起訴相当になれば、案外にこの国はダークだ。

コメント
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