先日、西村大臣、岸大臣が靖国参拝をしたとか、終戦の日の8月15日は小泉大臣、萩生田大臣が参拝したとか。どうも、ポスト菅を意識した行動とも受け取れる。
15日正午に、見慣れたテレビ画面には、「全国戦没者之霊」と木碑が映っていたが、よく考えると、あの戦争で死んだ人、傷ついた人は全国だけではない。
中国で、朝鮮半島で、東南アジアで、南方諸島で、ロシアで、太平洋でも死んだ。それなら、「日本人戦没者」とすれば良いと。いや、そうすると、現地で日本人が殺した人はどうなるのか。ただ、難しい、…。
一つ言えることは、日本が戦争に負けた日を「日本が戦争を終えた日」とした先人たちの浅知恵が今もってこの国の厄災を招いているのではないか。
今や、バカバカしいあの戦争の繰り返しか、ネオ自民党は靖国参拝が総裁就任の条件になろうとしている。
本当に慰霊の気持ちがあるのならば、千鳥ヶ淵の戦没者墓苑に行ってもらいたい。