かつて若者は歩きながら音楽が聴けるような時代が来てほしいと思った。そうしたら、ウォークマンができた。カセットテープが出てきた。そしてCDと、・・・。だが、今日のような携帯・スマホの時代が来るとは到底思わなかった。
私は3年前にミャンマーに行ってスマホの翻訳機能を使って若者と会話をし、一緒に食事もした。彼らのやがて来る近代資本主義の中での小さな夢も聞いた。
にもかかわらず、今ミャンマーでは兵隊が市民を撃ち殺す。
民主憲法を持つこの国でも、コロナ患者を収容する病院があるのに、患者を自宅に放置して国民の命を政府・自治体の不作為で削っていく。この国の厚生行政は機能不全となっている。
その理由はオリンピックを行うから?それとも官僚医系技官(臨床を知らない医者群)の自己保存行為の為なのか?
現代の資本主義は新たな資本の投下先を失い、度を越した祝祭の中で、国家や国民の財貨を貪り尽くす堕落した資本家を生み出した。電通やパソナ、そして自民党の族議員に群がる既得業界の数々。
実はこの国の経済は黒田バズーカで帳尻を合わせ成立している。
自民党のアベという無能者が後先考えず、単に自民党の延命のため、自らの取り巻きの王様で居るために、その悪魔の経済政策を国民に黙って延々と拡大させていった。
もし仮に国民が自民党の無策、無能に怒って、次の選挙で政権交代が起き、リベラル系の連立政権ができた場合、この新政権に黒田バズーカを止める勇気があるのだろうか。政権交代を望むが、今このことを一番心配している。