かつて鮮明に記憶に残っているシーンがある。それは南ベトナム政府が倒され、副大統領だったかな?グェン・カ・オキがサイゴンから最後のヘリコプターで脱出する瞬間の映像だった。
近頃、同じようなシーンがアフガニスタンのカブールで起きている。もう半世紀も過ぎているのに、この世界は相も変わらない。むしろ悪くなっているのかもしれない。
昨日、邦人とその協力者を救出に自衛隊の飛行機が飛び立った。これがベトナム戦争の時と違っていた。この国は憲法九条を楯にベトナム戦争に参加しなかった。
ところが、安倍政権以降、集団的自衛権とやらで、米国に要請されれば、きっと戦場に突っ込んでいくのだろう。安倍の弟の岸防衛相の姿が映像になっていた。これが無謀なネオ自民党の為せる業である。さぞかし岸の爺さんも喜んでいるだろう。
この國は、戦時中に一銭五厘の赤紙で兵隊の命を粗末に扱った。何故だかコロナのオリ・パラでまた同じことをやっているような既視感を感じる。
この国の政治指導者のスガとコイケが並ぶと同じ穴の狢というふうに見える。単なる性悪で粗暴な権力中毒者だね。
この道の路傍に「海」の標識があります。
春に気が付いたのですが、最近、30メートル先に次の道標があることに気が付きました。
この道の先の方角には横須賀(軍)港があるはずです。この日本大学の裏側の道は昔は海軍道路だったのでしょう。湘南の山の上にも戦争の遺物=標識が残っていました。