玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

恫喝の政治

2021-08-23 11:30:21 | 政治

安倍前政権はチーム・アベだった。改憲イデオロギー部門のアベ本人、政策部門は今井補佐官以下の経産官僚、外交部門はやってる感だけのポーズだけ。そして、国内の政府内恫喝部門のスガ長官の四部門でできていた。

国民には何もない空虚な野党より、政権の姿としては安倍氏の血統・体格・ポーズだけが視界に入っていった。若い人はあまり頭がよくなさそうな最高権力者に親しみを持ったのかもしれない。一応コアな支持があった。

今の菅首相は、一度敗残した安倍を担ぎ、再生させて二度目の首相に祭り上げ、7年8か月にわたって靴を舐めつづけ、いつかは後継に成り上がる野望を持っていた。

彼は運よく後継になれたが、その能力は「一国の首相」の器ではなかった。そしてチーム・スガも作らなかった。何から何まで、全部自分でやる個人商店だった。

彼は今まで恫喝で官僚を抑え、従わない者はその弱みを握って強引に従属させてきた

それを傍目から見て「剛腕な政治家」というイメージを官邸詰め記者に作りあげさせた。

悲しいが、彼の持っている人生訓は恫喝すれば人はみんな従うという論理だけだった。

最高権力者になってみると、現実は違った。時期が悪かったが、コロナのパンデミックの中で、有効な対策が何一つ打てない。みんな後手に回って、愚策や失敗ばかりだ。しかも厚労省の医者群団は魑魅魍魎の強者ぞろい、人事の恫喝も効かず、自らの職を守ることしかしない。結果、何一つ効果的なコロナ対策が打てなかった。

また、彼は国民を根っからバカにして居て、オリンピックで人気を煽ろうとしたが、金メダルの興奮は3日で忘れられた。パラリンピックは翌日には忘れられるだろう。国民は彼が考えた通りに忘れぽいのだ。

彼は自らの権力を固執する以外に何の目的意識を持たない人間である。

人を恫喝して従わせることしか能力のない人間がこの国のトップに居ることへの、全面的なNOを横浜市民が今回の市長選挙で小此木候補の後ろの菅首相に投げ付けた。

決して野党の候補を信頼したのではなかろう。誰もが恫喝政治が嫌いなのである。権力欲に染まった彼にはそのことを理解するだけの冷静さがあるだろうか?まあ、見てみよう。

コメント
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