着目したきっかけは、自民党の「憲法改正草案」が現憲法の第13条「すべての国民は個人として尊重される」が「人として尊重される」と変えられていたことでした。
自民党の法務族議員たちが原案を作成したのでしょうが、あえて「個人」が「人」に置き換えられていたように思いました。
「ひと」には「動物中にてその最上等に位し…」と。また「臣下」の意味もあるようです。【大槻文彦『言海』ちくま学芸文庫2017年 明治二十二年一月刊行】
彼らは慎重に言葉を撰んでいる油断のならない人達なのか。それとも自らの出自を誇っている人達なのか。
秋葉原で「こんな人たちには負けるわけにはいかない」と言った此の國の首相を、今後の若い世代は歴史の上でどう評価していくのでしょうか、…。
我々老いの者はそれを知ることはないと思いますが。
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