玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

ちょっと怪しい人たち

2021-05-24 11:10:00 | あれこれ

ブック・オフで驚いたことは、佐藤優とホリエモンの本がえらく多い。

二人とも、国家権力を芯から恐れ、その恐怖心とマスコミの歪曲報道への不信感が、独自の防御策の手段として”本”によって不休の抵抗と自己の防禦をしているのだろう。

かつて大昔、或る著名な評論家がテレビ局から締め出されても、「単行本で戦う」と言ったのを覚えている。

もっともこの或る人は森田実で、かつて田原総一郎と同じ機会に安倍首相と会見したり、先日は二階や菅と会食しているのだから、この言葉も怪しいものである。

ネットの「ジジ放談」では、佐高信が『佐藤優というタブー』という本を出版したら、名誉棄損で佐藤から訴えられたと云った。

佐高は「言論で戦わない佐藤は言論人ではない」と嘆いていたのを思い出した。

この世の中は本当に色々で、斯くも怪しい者どもが立派に跋扈している。

最近は「さざ波」さんも出て来た。これで彼も一躍有名になるだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

官僚たちの疲弊

2021-05-21 11:30:06 | あれこれ

自民党は3回連続衆議院選挙に勝って、アベ政権の7年8カ月がある。しかし、アベ政権以降の総選挙の投票率は60%にいったことが無い。自民党は国民に本当に支持されているのだろうか、疑問である、…。

これまでの選挙は、国民も野党も準備していない時をわざと狙ってやっているんだ、しかも計画的に。安倍さんという人は随分と性格が捩じれたお坊ちゃんのようだ。

敵失もあった。前回も、小池さんが「排除します」と言わなければ、どうなったか分からない。

麻生の爺さんは口がめっぽう軽い。つい最近も「赤木ファイル」を知っていると答えてしまった。

多分、それが出て来ても、自民党や維新の政治家や首相夫人の名前は個人情報とかで黒塗りだろうから、決定的な証拠にはならないだろう。ただ佐川さんへの賠償要求は認められるかもしれない。

そうなれば、官僚も少しは国民の方に向いて仕事をするようになるだろう。かつて、官僚たちは民主党を引きずり落として、天下りを認める自民党政権に戻したのだ。

ところがネオ自民党の閣僚は不勉強なので、官僚用語を駆使したすれ違い答弁作りや利権に嵌った政策作りで、かなり疲弊しているのではないか。それが、最近の法案作成の間違いやコロナ対策のピント外れに繋がっている。

少しは真面になって、公務員という身分を感じて欲しいものだ。天下りや出世の為にアホな権力者に裏で舌を出しながら、馬鹿を演じることにも辟易しているのではないか。自民党と官僚は二人三脚だが、近ごろは脚の長さがだいぶ違うようだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うすっぺらい

2021-05-20 11:05:31 | 時事

最近、あまりの右傾化、無能化、無恥化の自民・公明政権に気を取られていたが、対抗軸と成るべき立民党の枝野・福山・安住も三〇〇大将かもしれない。

安住国対委員長はズッポリと談合政治に嵌り、老練な森山に赤子のように操縦されている。ゴマスリメディアが幹事長や代表ではなく、国対委員長のコメントを頻繁に扱うのがまず怪しい。

昨年末の「種苗法」を簡単に通してしまった時から、何か違和感を感じている。

福山幹事長はズーとおかしいと思っている。国会で安倍を責めている振りをして、必ず最後はスーと引き下がる。委員会質疑で、そういう場面を何度も見せつけられた。

そして、今回、枝野代表がコロナを理由に「内閣不信任案」を出さないと云った。弱い野党が最初から白旗カードを切るか?しかも「大阪の吉村が一番悪い」と同じ野党の攻撃をした。

あろうことか?「国民投票法」を自民党と共に通してしまった。附則による3年間の猶予があるとか言うが、今のアベ・スガ自民政権にそんな約束が通じると思っているのか?

それとも、枝野や立民党は国民を騙したのか?綱領にある「未来志向の憲法議論」を踰越している。

地元では立民党議員がポスターに枝野代表ではなくて、保坂展人世田谷区長と並んで撮っているのを見ると、枝野は立民党内部で信望がないのかもしれない。

所詮、立民党という政党は党綱領が一~二枚のうすっぺらい、その程度の中身がバラバラな寄せ集めの政治集団なのかも、…。

これは日本政治にとっては実に情けないことだが、…。

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

官房長官 記者会見

2021-05-19 10:54:22 | 雑感

安倍政権下の日本のメディアは政権に服従していた。

ただ一人望月衣塑子が気を吐いていたが、仲間の記者たちに足を引っ張られ、彼女は排除されて、これで記者クラブは完全に政権に支配された。

自ら、媚びて、小躍りして、パンケーキを奢られに行った記者たちは、その時魂も売ってしまったのを気づいているのだろうか。

このまま自民党政権が続けば、メディアはその存在意味すら失うことになるだろう。

その事を気づいているメディア上層部は廃業や転業を発展的に考えることになるだろう。

今、スガは国会の場も官房長官記者会見の場と同じように支配しようとしている。

「コメントを控える」「仮定のことは答えない」という「無答」という武器によって「独裁」をめざしている。

官房長官記者会見の7年8カ月が、彼にとっては唯一無比の成功体験なのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご都合 立憲主義

2021-05-18 11:28:19 | 憲法

「解散権は総理の専権事項です」とスガ長官は云っていたね。

アベ・スガ政権は憲法をズタズタにしながら、憲法7条(天皇の国事行為)に則って解散権を主張してるのがおかしい。

第7条の衆議院の解散は天皇の国事行為だから、内閣が助言をしても、天皇が耳が遠いとか、または病気だったら、解散できないのではないか。どちらにせよ内閣だから、総理一人の絶対的な専権ではない筈だ。

ともかく今の政権はご都合主義だね。

このままオリンピックに突入したとして、競技場の外は人がバタバタ倒れるような事態になったら、どうするのだろう。

仮定の話だから、答えないのか!・・・。

この程度のヒトが首相に成れるのも、アベのよく言うみっともない憲法の前文のおかげなのだが。

憲法前文抜粋:「…そもそも国政は国民の厳粛な信託によるもので、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、…」

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする