私は基本的には昼ドラにはあまり興味がないんですよねーー
とにかく宝塚も真っ青のドラマチックな展開とものすごいシチュエーションに
台詞をつくる中島丈博さんの脚本が人気のようですが・・・
(「真珠夫人」「牡丹と薔薇」現在は「麗しき鬼」)
あるいは大家族をテーマにした明るいホームドラマとかねーー
30分の間に繰り広げられるお話は、ありえない程のドラマチックさが
いいのか、それとも「ながら」で見てても見れちゃう大家族ドラマがいいのか・・・
それは見ている主婦さん達それぞれですけどね
(でも「貞操問答」(BY中島丈博)はかなり面白かったのは事実ですし
「吾が輩は主婦である」(BYクドカン)は昼ドラの形式を打ち破った名作に
なりましたよねーー)
で・・今回は「金色の翼」なんですけど。
これは昨日から始まった昼ドラでございます
全然見る気はなかったですが、なんとっ 宝塚のOGが二人出るというので
見ることにしました。
一人は剣幸(つるぎみゆき)・・元月組トップスターの方。
もう一人は高嶺ふぶき・・・元雪組トップスターの方。
二人とも舞台で活躍している人達ですけど、昼ドラで共演っていうのは
珍しいな・・・と思ってみることにしたんですが
シチュエーションがすごいんです
いきなりブラジルの豪邸が出てきて、ヒロインの旦那さんが事故死しちゃって。
その一ヵ月後、今度は日本の孤島にある会員制ホテルが舞台
ジェット機がなければ孤島の外にはいけないという密室的なシチュエーション。
剣さんはこのホテルのオーナー、高嶺さんは泊まっている小説家
二人とも芝居がちょっと舞台がかっていて・・(特に高嶺様が・・・)
中々笑えるんですけど
で、ヒロインの修子(国分佐智子)が日本人はとうてい着ないような
ものすごい喪服姿で登場 しかも空のとりかごを持って・・・
で、この修子さん、かなりのお金持ち未亡人なんですね
(主婦の憧れそのものよねーーお金持ちの喪服の未亡人)
で、このホテルで働く理生と槇は「孤島から出て自由を手に入れるため」
この修子の財産に目をつける・・・というお話なんだそうです
外国の小説が原作なので、随所にそれっぽさが漂ってますし
かなりミステリアスな雰囲気があります。
オーナーの剣さんと、「知りたがりや」の小説家の高嶺さんが、どう
このお話に絡んで来るのかわかりませんけど、もうちょっと見てみようかと
思ってます
それにしても・・・日本のドラマってリアリティがウリだと思っていたんですが
一連の昼ドラにおける「別世界」がお約束ってのは・・どうなんでしょうか。
見るのはほとんど専業主婦さんでしょう?
やっぱり、退屈で面白みのない日常に刺激を与えてくれるドラマが
いいのかなーー
仮想現実みたいな感じ? だったらぜひぜひ生の宝塚の舞台を
ご覧になる事をお勧めしますけどねーー