大して興味もなかったのですが見てしまいました・・・・
ロング・ウエディング・ロード
えっと・・・広末涼子演じる静香は子持ちの長距離トラック運転手。
しかも大阪在住。母親はランジェリー店経営。
永井大演じる翔一も子持ちの医師。東京山の手育ち。父は銀行家。
弟も医師。
こんな環境が全く違う土壌で育った二人が恋に落ち、結婚までのドタバタを
コメディタッチで描いたドラマでした
何が面白かったって・・・やっぱり関東山の手と関西下町の風俗の違い
ゴミを出すのもメイクしてみだしなみを整えて・・食べ物はイタリアンの
山の手夫人と、お好み焼きとつっかけの下町のおばちゃん。
このカルチャーショックは相当なもの
ラブラブの二人はいいとして、双方の身内はたまったもんじゃなく・・・・
特に「さすがーー大阪や」と思ったのは、堺正章演じる翔一の父親が
西川きよし演じる静香の伯父を訪ねた時、いきなりお好み焼きやに
連れて行かれて、大事な披露宴の打ち合わせ中にテレビの野球観戦、
タイガースが攻撃に回った途端に店中の人達が大騒ぎしてしまう・・・という
シーン
どこでもそんな光景が繰り広げられているとは思わないけど、大阪を
象徴するようなシーンです。
「披露宴の打ち合わせ中に野球なんて」
「タイガースの時は何でも一時中断や」結局二人は喧嘩別れになるのですが。
食べ物の嗜好の違いというのも大いなるギャップで。
「関西はご飯のおかずにお好み焼き」ってのは知られているけど
「サラダにソース」
「ポークカレーじゃなくてビーフカレー」ってのは初めて知りました
大阪のおせっかいおばちゃんが大挙して出てきたりするのも面白く
ついつい全部みちゃったんですけど
広末さん、子持ちになってから殻が一枚抜けたようなぶっとびぶり。
この線でいけばいい女優になれるんじゃ・・?