事態が動くのがあまりにも遅かったというか・・・
3人の保育士によるありえない虐待は随分前から言われていて、内部告発もあったのに市が動かなかった。
この場合、どうしてなんだろうと思いました。
市って、トラブルを避ける、見ない傾向にあります。
うちのジュニアと姫がある保育園に通っていた時、「夏休みは全面的に仕事を休むか、祖父母に見て貰え」と強要されたことがあります。
それで頭にきて「仕事を持っている人の為に保育園はあるんじゃないか」と怒ったら院長に保育所のパンフレットを投げつけられて「あなたは親として失格!」と言われました。
他の保育士も口裏合わせで「ふぶきさんは愛情に欠けている」とか言うのです。
それを見ていた保育所課の二人のお兄さんは、最後まで見ていて、パンフを投げつけられるのも見てたのに何も言わず、「そろそろ」で切り上げ
「もう止めましょう。違う保育園探しますから」って言われて終わり。
役所の人って、「言葉」を言葉としてしか受け取れず、その裏にどんな感情があるかという事を考えない種族です。
トラブった保育園は青学幼稚舎を目指していて、早いうちから勉強を教えてくれるし、寄付金を出せば延長保育も病児保育もやってくれる所でした。
正直、公立の保育園に移ってあまりにも自由なので戸惑った経験があります。
でもまあ、おかげで二人とも無事に小学校に入る事が出来たし私も仕事を続けられたのですが。
保育園は、母親同士の連結が乏しい面があります。
一応「保護者会」はあるけど、迎えに来る時間もばらばらで顔を合わせることもあまりないし、卒園の時くらいでしょうか?集まるの。
だから保育士さんの情報も入って来るのが遅いというか。
逮捕された保育士は、それぞれいい面もあって、全然虐待に気づかなかった人もいるくらいです。
だからこそ、園長と市がきちんと連携を計って子供の安全を守るべきです。
保育士と幼稚園の先生の間には大きな「資格」の溝があり、保育士はどこかでコンプレックスを抱えている事もあります。
それは介護士も同じです。
一人で見る人数も多いし、何かあればクレーマー化する親と対峙。
新型コロナでいつ閉鎖になるかわからない状態。自分も罹患するかもの恐怖。
そういう意味で「ガス抜き」が必要だったんだろうと思いますが、だから暴言を吐いたり子供にあたっていいわけではありません。
今回の隠蔽工作はほんと、ひどい。
園長は気が弱そうだったから、表ざたになるのが怖かったんだろうなと思います。
だけど、保護者も園に怒鳴ったりいきりたったりするだけでなく、理論的に話し合いが出来るように訓練しないといけませんね。