突然の報に驚いてしまったというか、「は?」っていうか、何が何だかわからない状態ですけど。
先に大劇場公演宙組の「パガド」が初日から休演ということで、「コロナかな」と思いました。
ところが、翌日の1日に新聞報道が出たわけですね。
「兵庫県宝塚市のマンション敷地内で9月30日、宝塚歌劇団(宝塚市)に所属する俳優の女性(25)が死亡していたことが1日、捜査関係者などへの取材で分かった。兵庫県警によると、現場に争った形跡がないことなどから、自殺の可能性があるとみて調べている。
また宝塚歌劇団の木場健之理事長は1日、宝塚バウホール(宝塚市)で開催された「宝塚舞踊会」の開幕前、観客に向けて「劇団員の死に関する報道があった。謹んで哀悼の意を申し上げる」とあいさつしたという。
県警によると、女性は宝塚市湯本町のマンション敷地内の花壇に倒れており、近隣住民が9月30日午前7時ごろに110番。マンション最上階の18階に女性のかばんが見つかった。
宝塚歌劇団は「複数の出演者の体調不良が判明し、公演実施が困難」として、1日の宝塚大劇場での宙組公演「PAGAD(パガド)」「Sky Fantasy!」を中止していた。2日は休演日で、3日以降については改めて発表するとしている」
宙組の休演は訃報を受けた後
理事長の哀悼の意は新聞報道を受けたあと。
そしてHPには、新聞報道がなされてから。
昨日、宝塚歌劇団員の死亡に関する報道がございました。
謹んで心より哀悼の意を表します。
また、ファンの皆様ならびに関係者の皆様にご心配をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。
ご親族の心情に配慮し、詳細につきましては公表を差し控えさせていただきます。
今後は生徒の心身の状況を十分に配慮しながら、対応を検討してまいりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
これだけですよ。
仮にも現役の歌劇団の生徒が亡くなったのに名前すら明かさないというのは、観客に背を向けているのと同じではないか。
「生徒」とはいえ、プロです。ちゃんと組のプロフィールにも載っているし、活動していたわけでしょ。なのに、名前も出さず「遺族の意向」があるから差し控えますでは、全然答えになっていません。
96期のいじめ問題にも目をつぶった劇団。
そして文春にスクープされた時も知らん顔だった劇団。
宙組のいじめがあったかどうかって事はあまり問題ではないのです。
要は組をまとめられない組長やプロデューサーに責任があるのでは?
外からしか見ていないのに・・・と言われるけど芝居を見ていればわかります。
ここ数年の宙組が非常に士気が低下していて、技術的に問題があるということ。
長すぎるトップから3番手のせいだと思ったりもしましたけど、何かが裏で起こっている事は想像がつきますよね。
寿つかさ組長の退団も突拍子もない出来事でしたし、今回の天彩峰里の組替えも裏にあると思っていましたので。
いじめを認めているわけではないですよ。
ただ、私も先日、職員からこんな事を言われました。
「公務員というのは、モラハラ、セクハラ、パワハラを乗り越えて強い奴だけが生き残る世界だ」って。
時代遅れとその時は思ったけど、今もやっぱりそういう事で心を病んで仕事が出来ない人が多々いることは確かです。私のような非正規の中でもそういう事はあるらしい。
医療関係でも、私が勤めて来た病院でもあの天野先生が虐めで干される、退職に至ってしまった事を考えると、負けたらダメなのか、負けるが勝ちなのかと考えてしまいます。
歴代のジェンヌ達もいわゆる「いじめ」は経験しています。
私もそういう話は沢山聞いていました。
無視して笑うか、言い返すか、技術を磨いてやり返すか・・・芸能界全てがそういう世界でしょうよ。
死ぬ前に退団という道もあったのではないかと思います。
自分が悩んで・・・というよりは、もっと違う理由があったのではないか。
回りが騒ぎ過ぎたせいなのではないかと。
花の25歳。お姉さんもジェンヌ。どんなに悲しいか。
それを思うと本当に残念です。
そして、すでに誹謗中傷の的になっている天彩峰里が気の毒でしょうがない。
文春記事に信ぴょう性がないということは、礼真琴の件で明らかになった筈。
何も語らずそっとしておくことが本当にジェンヌを守る事ですか?
それこそ東宝・阪急の圧力を文春にかけてやればいいのに。
これでは第二第三の犠牲者が増えるばかりだと思います。