まず、謝罪動画とQ&Aに関して、藤島ジュリー景子としては精一杯の事なのかもしれません。
しかし、私は全然納得できないし、所詮彼女はメリー喜多川の娘であり、ジャニー喜多川の姪だと言う事。
純粋培養の芸能界のプリンセスなんですよね。
よくもまあ、男の子だらけの場所に出入りして何もなかったもんだと、それだけ箱入り娘として育ったのだろうと思います。
彼女は私と同い年ですから、私が見て来たものを彼女も見て来た筈。
ジャニーズ事務所は1964年に発足。
という事は藤島ジュリーと同い年ですね。
一番最初のグループは
ジャニーズ。この中で最も有名なのはあおい輝彦ですけど、性被害に遭ったのは中谷良氏(赤い服)のようです。
私が物心つく頃。グループサウンズはすたれて、世の中はムード歌謡とアイドルがちょこちょこ出て来た感じ。
で、テレビを見たらフォーリーブスが。
江木敏夫の笑顔にちっちゃい私は一目ぼれ。
でも、性被害に遭ってたのは北公次だったようですね。
で、すぐにフォーリーブスの弟が出来て、それが郷ひろみで、私は夢中になったんですけど、彼は4年くらいでジャニーズ事務所を辞めました。
当時はフィンガー5が絶頂期だし、西城秀樹とか野口五郎とか、ピンで活動する人の方が多く、決してジャニーズ1強ではなかったんです。
そして芸能界の常識として恐らく「枕営業」というのはあったと思います。
(詳しくは栗本薫の小説「真夜中の天使」等お読みくださいまし)
「スター誕生」からアイドルが次々量産されていく中で、影の存在として少女達の性もある程度きり売りされていたと思いますし、そういう事に今のように厳しい社会ではなかったんです。
じゃあ、ジャニー喜多川氏のような「ゲイ」はどうなの?
多分、当時の雰囲気からすれば「女の子に手を出すよりよっぽどいい」と思われていたんじゃないですか?
なぜって、女性は妊娠するかもしれないけど、男子同士ならそれはないし、一緒にいても怪しまれないから。
考えてみれば美輪明宏と三島由紀夫が出会った場所はゲイバーですし、沖雅也が日影忠男と出会ったのもそうで、普通の事・・・・「性の多様性」が容認されて来たという事です。
ましてや、ジャニーさんの相手は13歳とか15歳の少年だったわけで、今じゃ完璧「虐待」になりますけど、当時は殴る蹴るじゃないので虐待ではないし、本人もわけわかんないうちにその世界に入って行ったというか、代償として仕方ない事だったのかもしれません。
ジャニーズ事務所は郷ひろみの退所により、結構痛手を被ったと思います。
彼がバーニングの立ち上げに関わり、そこのスターになっていくあたりから、ちょっと苦しかったと。
その苦しさを吹き飛ばしてくれたのが「三年B組金八先生」でデビューした田原俊彦・近藤真彦・野村義男の「たのきん」でした。
藤島ジュリー氏は「金八先生」に出演していましたので、芸能界でジャニー氏がどんな風に思われていたかくらいは知っていたと思います。
たのきん以降、3人グループを排出し、今のような1強になっていくんですね。
私が噂を聞いたのは高校生の時。
ジャニファンの女の子から「トシちゃんが・・・」という事。
噂だけでしょうけど、びっくりしたし、心のどこかで「やっぱり」という意識もありました。
1980年代から90年代といえば、「少年愛」がもてはやされた時期で、それが今の腐女子たちによる「BL」文化として息づいているんです。
高校生の時からジャニーズ事務所のやり方はおかしいと思っていました。
売れる時はめちゃくちゃ働かせて、旬をすぎるとすぐに辞めさせる。
そして3年以上、公に出てこられないようにするなんておかしい、そういう事が許されていいのか?と。
ましてジャニー喜多川氏の「ゲイ」の噂。
事務所に入って寮生活している少年たちといわゆる「H」しちゃってる・・・そういう事って本当に許されるの?
世の中が「セクハラ」と「児童虐待」に目覚め始めた21世紀。
ようやく日本でもそういう意識が芽生えたというのに、ジャニーズ事務所は、ジャニーさんの性癖をほったらかしにしたし、マスコミ、テレビ界、全てが沈黙しているというありさま。
メリーさんが一言「それなら出さない」と言ったらテレビ局は終わりですから、仮に目の前でジャニー氏がみだらな事をやっていたとしても見てみないふりをしてたんじゃないか?と私は思います。
ジュリー氏は「自分は取り締まり役でも実権は母が握っていたから口出し出来なかった」という気持ちもわからないわけではない。
しかし、もし、彼女が21世紀にふさわしい事務所を目指そうとするならきちんと母親と叔父さんにダメだしすべきだったと思います。
結局は彼女も同じ穴の狢で、母親と同じ、たちの悪い「女王様」になってしまったというわけですね。
タッキーを辞めさせたり、続々とやめていくタレント達に対して危機感はないんでしょうかね?
思えば、ジャニファンというのはほとんど10代で、それこそ女の子達の夢を奪うなよと言いたいです。
でもとにかく事務所の2大巨頭が死ぬまで公に出来なかった事が問題で、芸能界全てが口をつぐんでいた罪は大きいです。
宝塚だってね、決して「清く正しく美しく」の世界ではないのですよ。
それは本当に昔からわかっている事。
でも、宝塚はまだジェンヌ達が劇団を愛し、組を盛り上げようと頑張っている姿勢がある。
しかし、今のジャニーズ事務所のタレント達に事務所愛があるかと言えば、ないでしょう。
こんな事になった以上、親だって事務所に入れるのをためらうだろうし(いや、ジャニーさんがいないからもう平気?)
とにかくジャニーズに頼らない芸能界を作り直すなら今。
実力と見た目が一致しないキャラはいらない!くらいの強さを持ってほしいです。
でもメリーさんは跡継ぎのジュリーさんには真実を知らせず、自分たちが生きている間は徹底的に否定し、ジュリーさんの代には知らなかったことにしようと考えたのだと推察しています。
そしてジュリーさんも、知っていても母親は否定するだろうし、自分も仕事ができなくなる、知らないふりをするしかなかったのではないでしょうか。
今事務所で活躍しているタレントに、あったかなかったか聞いても、実績のある人ほど、認めたがらないでしょう。カウアンですらジャニーさんへの恩義は語っていますし、妻子もいたりするタレントが、今更そんなことを公表しても仕方ないと私なら思います。家族にもファンにも知られたくないです。
第三者委員会を作ると、こういう、今事務所にとって最も大事な人たちを守れないと感じているのでしょう。
この事務所は組織がいびつですから、抜本的に改革したほうがいいと思いますが、タレントは一生懸命、本当に自分の人生をかけて仕事をしているわけで、能力も、人間性も優れた人がたくさんいます。
そのような人には、この問題のせいでキャリアに傷つくことのないように願っています。
皇室、芸能界が先ずは照準を合わせて攻められています。何せトップを落とすことが肝心。下っ端はどうでも由。
ジャ二ー喜多川さんは静的嗜好が少年に限られて、更に普通の少年が好きだった。
子供といえども12歳くらいで自分の性の嗜好ははっきりします。男の子だけど男の子が好きなタイプはジャニーさんは興味がなくて、女の子が好きな普通の男の子が好きでした。
私的に気の毒だったのは豊川譲かな?星めぐりの男の子。多分嫌気がさして逃げたんでしょうね。それで干された。芸能界に居られなくなった。
カウアン?親もおかしいわ?北公次も本だしてるし。知ってるはず。
逆に愛人で有ることを満足してた滝沢君はどう思って居るか聞きたいわ。
純粋なファンの運動ならまだしも、活動家の人がそれを利用しておかしな方向に向かいそうな気がしてなりません。
よく調べないで署名しちゃう若い子たち、騙されないように。
事務所愛のない所属タレントたち、ジャニーズ事務所に頼らない番組作り、は常々思っていたことですので、こうして文章にして頂き、スッキリしました。
ジャニーズ事務所のジャニーズ!
いやぁ、懐かしい…
そのメンバーの1人である飯野おさみさんが、そののち劇団四季に入団されて、今は劇団になくてはならない俳優へと成長を遂げられました。
彼はかつて所属した事務所の有り様をどう見ていらっしゃるんでしょうね。気になります。
だから、ジャニーさんは同性が好きな男の子には、「ジャニーズの商品」としては興味が無かったのでしょうね。
そして、ジャニーさんとしてはキラキラした目になるように「教えただけ」でセクハラではない、と思っていたかも。容認できない理屈ですけど。
権力を使ってのハラスメント・揉み消しは、ジャニーさん同様良くないとしか言い様がないです。文化として歌舞伎は高尚でジャニーズは大衆とか、そんな区別なくクリアになっていただきたいです。