宮内庁に出来た広報室、バッシングへの対処や気持ち
宮内庁に広報室ができたのがこの4月になります。
ただ、この広報室ができて、半年以上経っていますが、私自身が何かそれに関わっているということはありません。
しかし、恐らく、宮内庁の総務課広報室で、皇室の情報発信ということについては、今いろいろなことを考えている、検討している段階だと思います。
私はやはり情報、先ほど自分のことがタイムリーじゃなかったのであまり言えないのですけれども、やはり大切な情報を役所のウェブサイトでタイムリーに発信していくということは、大変大事なことだと思います。
ウェブサイトについても、それほど遠くないうちにリニューアルが行われるという話も聞いておりますので、そこが良い形での情報発信の場になるといいのではないかと思っています。(質問が)たくさんあったので
広報室を庇ってらっしゃるのかしら。殿下自身がこれに関わる筈ないよね。
だから広報室が断固とした対応をしなくてはならないのに。
殿下は過去の会見でも言及されていました、反論する場合の「基準作り」に関して、これに関してはいかがですか。
そうですね。昨年も確か基準は非常に作るのは難しいという話をしたかと思います。
何かリアクションをする時にしても、その中にいろいろな要素が入っていますので、これをどこか一定のところに持っていくというのは、これはなかなか難しいですけれども、メディアとかネット、そういうものに対して、対応するための何らかのガイドラインというのは、引き続き検討していく必要があるかと思っています。
そうですね、基準ということについてはその辺りでしょうか。
もうはっきりと、「誹謗中傷はやめなさい」とか「愛子天皇と口に出すな」「家族を侮辱するな」くらいは言ってもよかったのに
殿下が投げたボールを宮内庁は受け取らないんだろうなあと思います。
現在の皇室の情報発信についての見解や課題については、いかがでしょうか。
そうですね。皇室の情報発信、これは先ほどお話ししたことと重複しますが、やはり、皇室全体の情報発信、これをタイムリーに行っていくことは非常に大事なわけなのですけれども、一つ、もし課題を挙げるとすれば、広報室というものができても、ではその広報室が今度はそれぞれの家ですね、うちも含めて、どういうふうに密にコンタクトをとりながらやっていくかというのは、これはそれぞれとやらなければいけないわけですから、人員的な問題もありますし、どういうふうにコラボというか協力しながらやっていくかというのは、これからもっと考えていかなければいけないことではないかと思います。
要するに、広報室と皇室、宮家がもっと密に連絡を取り、協力しながら「事」にあたっていかないといけないって話なんですよ。
秋篠宮家へのバッシングととれる一部報道やSNS上の声についてのご感想はいかがでしょうか。
そうですね。バッシングと取れる報道とかSNSでの声についての感想、これはまず、なかなか感想を言うのは難しいなと思います。
というのは、SNSとかネットユーザーの中で、どれくらいの人が、そういう意見を書き込んでいるのか、非常に極端なことを言っている人の割合というのは相当低いというのは私も知っていますけれども、それよりかは恐らくもっと広範に見た方が良いと思うのですが、バッシングの基準というのもなかなか分かりにくいところもありますけれども、ネットユーザーの中のどれくらいのパーセンテージでそういう発信をしているのか、ということが分からないとこちらとしてもなかなか感想ということは言えないわけですね。
それが非常に高いのか、それとも非常に低いのか、によってやはり違ってくると思います。
この辺りは、そうですね、私もこれから少し調べてみる必要はあるのかなと、それは、こちらに対してということではなくてですね、全体の利用状況といいますか、そういうもののことですけれども、して(調べて)みたいと思います。
いやいや、殿下~~~そんな冷静にパーセンテージを語るより、きっちりと「家族が嫌な思いをしている」とおっしゃった方がインパクトがあるのでは?
いつもはっきりおっしゃる殿下がわざと遠回しにおっしゃるのは、言葉尻をとらえてああだこうだ言われない様にする為でしょうか。
現状の認識としては、かなりお心を痛められているとかっていうような。
何と言いますか、それを目にしなければ気にはならないわけですね。目にすることもやはりあるわけですけれども。今、お話ししたように、ではどれくらいの人たちがそういうことを書いているのか、発信しているのかということによって、こちらの認識というのも変わってくるということですね。
「それを目にしなければいけないわけですね」というのは精一杯の怒りの表明だと思います。本当にひどいんだよと。
だけどみんながみんなそういう気持ちでいるわけではないでしょう?
と問いかけているんですよ。
私達はそれに対して答えを出さないといけないものです。
その対応について、宮内庁と話し合っている事柄がありましたら、お教えください。
対応については、特段何か話合いをしているということはありません。
ただ、これは先ほどの反論の基準にも少し関係してくるかもしれませんけれども、むしろ、例えば宮内庁であれば、繰り返しになってしまいますけれども、よりポジティブと言うとちょっと言い過ぎかもしれないですけれども、正確な情報をタイムリーに出していくことは、そういうものと向き合う上では大事なことではないかと思います
何もしないって・・・これからも言われっぱなしなの?
事実でない事を。
そうして眞子様は心を病んでしまったというのに。
公的なご活動以外のご様子を伝えることは皇室への理解を深めることにもつながりますが、殿下のお考えをお聞かせください。
そうですね。公的なもの以外というもの、これもかなりたくさんあるわけですけれども、確かに今お話があったように、そういうものも含めて発信されると、理解が深まるということは考えられます。
そしてまた、私たちの活動を三人称でなくて一人称で発信したとすれば、それはより理解が深まると思うのですね。
それの延長として、じゃあ、公的な活動以外のものも発信できるかというと、これなかなか、それこそ一定の基準がないと難しいかもしれません。
というのは、公的な事柄に非常に近いこともあれば、夏休みにどこかに行ったとか完全に私的なこともあります。
そして、もう一つは、あくまでも宮内庁のホームページで情報発信をするということになると、基本はやはり公的な事柄の発信ということになるのだと思います。
ですから、その辺りをどこまで許容できるか、というのはこれから検討していく、検討に値するのではないかなと思っています。
その中には、例えば外国に行くのであっても、公式ではなくて非公式なのだけれども、行った訪問先ではかなり公的に扱っているものなども今までもありますので、その辺はまた考えていったら良いのではないかと思います。
そしてまだ宮内庁に期待しているって感じがねえ、悲しくてね。
でも、そこまで殿下に言わす前に、宮内庁が何らかの手を打つべきですよね。
皇居の「葡萄の間」ね、どこにあるの?どのくらいの広さ?何が置いてあるの?内廷以外の宮家も使えるの?疑問だらけよね。
お姿を拝見できるたび、日本人に生まれてよかったと思えます。
誇りがどれほど大切か、しみじみ考えこんでしまいます。