11月20日(土曜日)半年間延期された市内のガイドツアーに参加しました。
昔は稲作が盛んだった日野市、用水路も沢山残っています。
しかし現在は水田は激減し、田んぼは宅地へと変わっています。
用水路はかろうじて残っていますが・・・
日野市では、多摩川から取り入れている日野用水が2016年に開削450周年でした。
南側は浅川から取り入れている豊田用水・平山用水があります。
さらに西側の八王子市との境辺りには川北用水があります。
今回はその川北用水を歩きました。
明治後期までは低地は洪水の被害が多く、河岸段丘の上にも水田を作って収穫を安定させる為に
崖の中腹を這い上がるように造られたのが川北用水です。
「関東の吊り堰」とも呼ばれる技術力が見られる貴重な土木構造物でもあります。
2003年(平成15)に、新しい堤防が完成し、川から取水できなくなったので、
現在は浅川橋梁の下から伏流水がポンプアップされて流されています。
集合は八王子の長沼駅。
北へ進み、長沼橋を渡ります。 右岸が八王子、左岸が日野市です。
左が湯殿川、右が浅川、橋の上流側で、合流しています。台風時には浸水したこともあります。
橋を左岸側に渡って、堤防沿いを上流方向へ歩くと、用水路の分岐が見えます。
ここは川北用水から分岐されて流れている上村用水で、さらに分岐されている場所です。右側は橋の近くは水は見えません。
上村用水を利用している水田も2箇所だけとなり、そのうちの一つは近所の小学校が稲作体験をしています。
サイカチの実が生っています~
余水が溜まったさいかち堰上流沼。
本来は用水なので魚などはいないはずですが、川魚も多く、アオサギやカワセミもいます。
上流の中央線鉄橋が見えてきました。
ここが川北用水の取水口。
階段をおります。
水路には勢いよく水が流れています。
ポンプアップする機械。この日は1分間に500リットル ポンプアップしていました。
踏切を渡ります。
富士山もうっすら見えています~
ここから戻って行きます。
この辺りは長閑な畑が広がっています。馬頭観音と石仏が祀られています。
用水路際を歩いて・・・
撚糸工場跡
八王子と日野の平山を結ぶ道は、「馬力街道」と呼ばれた古い道で、桑の都・八王子が近いので撚糸工場がありました。
この建物は昭和初期のもので、隣接して養蚕農家の建物もあります。
さいかち堰の上の道を戻っていきます。
皇帝ダリアがきれい~
奥の方で水路は分岐。
田んぼ
小学生が作った、水辺50選の碑。 川北用水に一基。 下を流れる上村用水側にも もう1基建てられています。
続きます~
(FUJIFILM X-S10 15-45mm F3.5-5.6)
昨日(11月23日)のトータル歩数21542歩、脂肪燃焼量37.8g、総消費カロリー2025kcal マーク点灯
昨日は東京メトロの1日乗車券を購入し、池袋・練馬・石神井公園・大泉学園、千駄ヶ谷・三軒茶屋と移動して、
マンホールカード5枚ゲットしてきました~