「リカ」シリーズ第八弾
「リバース」
「リセット」
「リフレイン」
「リハーサル」
「リカ」
「リターン」
「リベンジ」
「リメンバー」
「リカ」シリーズはクロニクル形式になっているので・・・この順番で読んでいただけたらーと著者からのお言葉があります
どの本から読んでも独立した物語としても楽しめますが
クロニクル形式とは 年代記を意味するので 時系列に沿って読むもよし と
ところで この「リベンジ」を著者が書くまでに 少し嫌なことも起きたようです
大きな事件があれば 似た作品を捜し この作品の影響があるのではーなんて
こじつけた偏見で 煽るようなコトを書かれたりします
映画 漫画 小説 そういう被害にあってしまった作品もかなりあります
記者さんはネタを見つけるのがお仕事
無ければ作ってでも 自分の書いたものがカネになれば良いお仕事ですから
人の言葉もゆがめて書いたり・・・ね
一つの物語を書き上げること
世に出た時点で それは著者の手を離れます
その物語を読む人が どう解釈するか それは読む人それぞれ
感想は一人ひとり異なるでしょう
そこまで著者に責任を求めるのは間違っている どうかしていると思います
感想に正しい答えーなんてありません
さて物語は
リカという女がいます
身長170センチほど ひどく痩せている
肌の色も美しくない 泥のような・・・
感情が激するとその体から凄まじい悪臭を放つ
自身の夢〈妄想〉の生活にそぐわないものは排除する
自分の人生からデリートするためには 放火 刺殺
殺人は正当な行為なのです
これまでもかなりな人間が惨殺されてきました
リカを撃ち 「射殺した」と思われている女性刑事の青木孝子は懲戒免職
現在は主に不倫調査の仕事が多い興信所で調査員として働いています
けれど青木は安心していませんでした
リカが生きていて自分の命を狙っている
その不安から逃れられないのです
リカの死体は見つかっていません
運ばれた場所から消えたのです
また 落ち目の男は報道に戻るために リカが関わった事件に目をつけます
これまでも色々と「やらかしている」男・佐藤は その肉体を手に入れたいと思う女性を連れて リカの行方を追って大阪へと乗り込む
青木は別の伝手で京都へリカを捜しに
ところがリカは東京に現れます
佐藤は これまでやらかしたことの「報い」を受けることに
青木と警察
それでも死なないリカ
プチ・リカも登場
血もざくざく流れるので 気の弱い方にはおすすめできません
「リカ」との最初の出会いは 2003年のドラマでした
リカに出逢う本間を阿部寛さんが演じています
リカ役は浅野ゆう子さんでした
高岡早紀さんがリカを演じたドラマや映画もありましたね
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ごめんなさい