残れば明日のお弁当おかずになります
「僕なら大切にする 理解できるように話し合う 頑張る」―まりいの為なら―
続けたい言葉は宙に浮く
彷徨う
アタシはアタシは一度失敗した
アタシでは まりいは満足できなかったのだ
アタシの想いは まりいにとって迷惑だ
まりいを困惑させるだけ・・・
オカマに好きって言われて嬉しいまっとうな女はいないのよ
出せない言葉をアタシは飲み込み
まりい まりい 何より大切な愛しいまりい
「いいわ こうなったら 決して好きじゃないけど ガキの二匹や三匹 産んでやる
そして可愛いわたし似の孫を手に入れるのだわ
孫って隔世遺伝で祖父母に似るって言うし 」
気の長い計画だと思う
場所を変えようと店を出て少し歩いた
美人のまりいは目立つ
「お前が お前が新しい男か」
おそらくは まりいが付き合ったことがある男
「それが何か?」
わずかにまりいを庇うように前に出る
熱いーと思った時には 刺されていた
腹部を押さえ 溢れる血を不思議な思いで眺める
まりいの悲鳴 救急車の近づく音・・・・・
薬品の匂いに気がつけば 病院だった
まりいが寝ている
ベッドの傍の椅子に座ったまま
睫毛が頬に影を落としている
風邪をひくぞ・・・そう言い掛けて
ぞしか言葉にならなかった
それでも まりいは目を覚ます
「生きてた 生きてた」と まりいが繰り返す
「あのくらいで死ぬほど可愛くないもの」
アタシが笑うと
「バカバカ バカ 刺されるなんて どんくさすぎ ごめん ごめん ごめん」
アタシを刺した男は随分思い込みの激しい人間で 数回仕事がらみのお茶しただけなのに
もう自分と結婚するものと勝手に決め込み あれこれ夢をおしつけてきたから気味悪くなり幾ら電話かかっても 会うのをやめにし電話にも出ないようにしてたとか
それでもまりいにつきまとっていたそうな
「なんで相談しないのよ」
「どうして相談ごとがあるって気付いてくれないのよ ツマコは冷たい」
と逆に叱られた
医師も看護師も来て 大丈夫心配ないから帰るように言って やっと帰宅した
男は逮捕されたらしい
店にはまりいが連絡してくれて 女のコ(実はゲイだが)たちがやってくれている
あのまりいが よくそこまで気が回ったものだ
医師が言った「まるで自分が刺されたように蒼い顔してました」
可哀想なことをした よほど怖い思いをしたのだろう
心細かったことだろう
点滴を交換し看護師も出て行くと
「災難やったなあ~」
センセンちゃんの声が聞こえた
「本体ないのに?」
「わしらはもう一心同体やないかいな」
それはハゲシクイヤだぞーとアタシは思ったわ
「あんさんの行くところ わてがついてる 安心しなはれ」
で・・刺されたのでは 意味がないと思う
自分でトイレに入ってした
が その後 ○ンこまみれに
登校前の娘 一所懸命 綺麗にしてました
歯茎がむずがゆいのかサークルにさえ噛み付いてます
さぞや丈夫な牙になるのでしょう
パソコン椅子によじ上り 座布団下に隠れんぼ このくらいの高さは平気で軽く自信持って飛び降りてしまいます
見てるこちらの方が怖くなります
新しい洗濯機
15年くらい使用した先代は 遂におシャカに
蓋の枠の丸い部分が 「無難なシルバーと派手目の赤」(お店の奥様の言葉)とあり {無難なシルバー}を お願いしました
で 使い方本見ながら 色々な洗い方 機能にウケています
別売り付属品見ながら これ欲しいとか
お風呂の残り湯利用洗濯もできるホース付き
乾燥機能も 大昔(我が家には滅多に使わない30年前の乾燥機が現役でありました)のモノと違って
縮まず ふんわり優しい仕上がり
液体洗剤入れに洗剤を入れておけば 洗濯機が自分で使う量を判断して自動御任せなのも嬉しい
今夜の読書本は 洗濯機の使い方です
新しい家電は 出たお金さえ考えなければ とても嬉しいです
で 最初のうちは 布持って 汚れたと神経質に磨きあげたりするのです
大事にしなきゃ―って買った時は 本当にそう思うんです
一生モノよと
で 主人に 勝手に触らないでと 新しい洗濯機 お触り(使用)禁止令を出しております
主人の電化製品の使い方は 何処か押しゃ動く
ですから
危ない あぶない・・;