夢見るババアの雑談室

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堂場瞬一著「ラットトラップ」〈講談社文庫〉

2024-04-05 08:37:06 | 本と雑誌

 

 

 

本作「ラットトラップ」の10年前の前日譚が「ピットフォール」になります

この「ピットフォール」は 「ラットトラップ」文庫本の帯による紹介文には

ー10年前の前日譚

 

1959年、NY〈ニューヨーク〉。

華やかな成功の陰で、暗い落とし穴〈ピットフォール〉が口を開ける街。

元刑事の探偵のジョーは、役者志望の女性の行方を捜してほしいと依頼を受ける。

だがその矢先、黒人の探偵仲間ウィリーが殺されたとの報せが。

残忍な手口は、女性ばかりを狙う連続殺人事件と同じで・・・・・。-

 

それから10年ぶん 年を重ねたジョー・スナイダー

探偵志願で自分の家のことは話したがらない・・・若いリズ・ギブソンが仕事を手伝っている

そのリズの近所に住む娘メアリが 姉を捜してほしいと相談にやってくる

若者たちが集まる音楽の祭典に出かけた姉が行方不明

姉のジェーンは家出した可能性も否めない

雲をつかむような話

それでも手がかりを求めて 探し始めたジョーだが

 

ジェーンは殺されて見つかった

おかしな男

中年女

バイク強盗

別の行方不明の娘

一つのロープを作るように ばらばらの要素が一本にまとまっていく

野球が好き

音楽が好き

これまでの人脈を武器として 体当たりも辞さず

 

カルト宗教詐欺のような男がいる

それに仕えているのか もしや操っているのか そんな女も

食い物にされるのは純粋な心持つ若者たち

 

事件解決後 意外なリズの素性も

リズはジョーがよく知る人物につながる娘だった

 

 

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