原作 水野晴郎
作画 長尾文子
サスペリアミステリー2009年新年月超特大号別冊ふろく
サスペリアミステリー本誌では内田康夫原作「死者の木霊」を漫画化している実力派・長尾文子さんが確かな画力で 晩年の水野氏がライフ・ワークとしていたシベリア超特急の世界を描いている
山下の言う「軍人とは戦争を起こさない為にいるのだと思っています」
この言葉に水野氏の思いと理想が込められている気がする
敗戦後の軍事裁判によって 敗れさえしなければ死に値する罪など犯していないのに 死刑とされてしまった鎮魂 何より平和への願い 再び戦争を起こしてはならない
そうした祈りのような思いを感じます
最後までつくりたかったでしょう
演じきりたかったでしょう
「いやあ 映画って本当にいいものですね」
一人でも多くの人間にそう思い映画を愛してほしい
水野氏は何よりそう願っているのではないでしょうか
サスペリアミステリー本誌にも 関連記事が掲載されています
さて物語は 日本帝国陸軍大将山下奉文(やました ともゆき)の若き日の恋愛と関わった事件 そして敗戦後 裁判を経て死刑になるまでが描かれています
本誌では新春公開の金城武主演の「K―20」(仲村トオル 松たか子 益岡徹 鹿賀丈史)も紹介されています
まだまだ先ですが2009年4月放送予定のテレビドラマ稲垣吾郎が金田一耕助を演じる「悪魔の手毬唄」の紹介も
青池リカにかたせ梨乃
青池歌名雄に平岡祐太
大空ゆかりに山田優
青池里子に柴本幸
仁礼文子に多岐川華子
できれば余りちゃかつかず原作に忠実にドラマ化してほしいものですが いじっちゃうのでしょうね^^;
「悪魔の手毬唄」は長尾文子さんもかなり原作に忠実に漫画化されて単行本も出ております
確か角川からはJETさん
ミステリー大好きなこの方はエラリー・クイーンやコナン・ドイル(シャーロック・ホームズ)も漫画化しておられます
安心して♪お勧めできます
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます