![]() | キアヌ・リーブス ファイティング・タイガー [DVD] |
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NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン |
監督 キアヌ・リーブス
ヤン老師(ユエ・ハイ)より太極拳を習うタイガー(タイガー・チェン)は 老師の寺が再開発のためにレッツ不動産より地上げにあっていることを知る
寺を守るには金が必要だ
建築基準にあうように寺を補修しなくてはならない
以前タイガーがかばったことから 彼に好意を抱く女性が600年の歴史ある寺を守る為に動いてもくれるのだがー
先立つものは金なのだ それも大金
で かねてより格闘技の試合に誘ってきた謎多き実業家ドナカ(キアヌ・リーブス)の誘いを受けて「試合」に出ることにする
タイガーは勝ちつづけた
一方ドナカを捜査対象にしている女性刑事チン・シー(カレン・モク)は上司のワン警視(サイモン・ヤム)から やめるように言われる
やがて闘うことをやめたくなるタイガーだが
それをドナカは許さない
タイガーはチン・シーに連絡を取り ドナカの組織をつぶそうと試みる
だが通じていたワン警視の為にチン・シーは殺されそうになるも からくも危地を脱する
チン・シーの身を案じる同僚の刑事のおかげで 試合が行われていた場所を警察が包囲するも 一足早くドナカは逃亡
正体がばれたワン警視は逮捕される
寺でドナカとタイガーは戦い タイガーは老師から教えられながら 理解できなかった教えを会得し その力で勝利する
ドナカは死んだ
寺はその歴史と存在を認められて 市とレッツ不動産が提携して文化村を建設していくこととなった
タイガーは力を貸してくれた女性と好きな風景を眺める
うん ハッピーエンドなの
なんだけど
なんか中途半端な印象で
ほとんど中国映画
で 思ったのが映画とは関係ないけど 映画会社か何かしらないけど 中国の兵隊さんみたいなマークが出てくるのです
なんか時代錯誤な軍国主義というか
そのあたり 気になりました
中国という国のあり方があらわれているみたいで
いささか 気味が悪いです
スタローン>キアヌ>シュワ、かな。
キアヌだけ、なんか浮いていますが。
監督業、なかなか苦戦したようです。
これにめげず、もっといろいろ撮ってほしいですね。
あと出演場面は少ないのですが 警察の手入れが入る試合場面で出てくる黒の衣装の女優さんが 何処か白都真理さんの面影あるなと 一瞬ドキッとしました(笑)
キアヌ・リーブスさんは 何か不思議さがある俳優さんだなと思います
悪役でしたねぇ
悪役 試験的な試みーにも見えました
中国の援助金を受けて製作したのかな?と邪推してしまう内容ではありましたね。
格闘映画好きな自分としては、そこそこアクションシーンは楽しく観れたのですが、主役に何故この人を?と思うものはありました。
幾ら、武術に長けているとは云え、顔に華がないと、作品そのものも魅力が落ちちゃいますよね。
監督もしていますが キアヌさんが出演する必要を感じない(笑)
白人=悪としての象徴みたいな!?
太極拳の精神部分でもの偉大さを描きたかったのか
美しい魂は 毒されない 損なわれない
老師もただ寺にいるーそれだけかなーとか
武侠小説という分野が中国にはありますが
北上謙三氏の書かれる中国物も その武侠小説に近いものがありますが
「何かが足りないな」と思うまま終わった映画ー
そんな印象もありました