堂場瞬一著「ボーダーズ」 (集英社文庫）

 

ボーダーズ (集英社文庫)   堂場 瞬一 集英社

 

 

八神は童顔で若くみられる

刑事として得なことではない

家族は双子の娘と妻

警視庁特殊捜査班SCUに異動になったがー慣れない

どう仕事すればいいか立ち位置が分からない

率いるキャップの結城新次郎謎が多い人物で考えー意図するところも読めない

朝比奈由宇

綿谷亮介

最上功太

八神も含め　後にそれぞれの持つ才能が認められて集められたと分かる彼ら

 

銀行に口座をつくりにきた男性が殺される

殺された男性は警官殺しで指名手配されるも　４０年逃亡を続けてきた藤岡だった

誰がその逃亡を助けていたのか

藤岡の家族は　死体を引き取らないという

藤岡の罪で家族もまた苦しんできた

 

そして闇サイトで囁かれる伝説のZの存在

テレビにも出演する大学教授の家が放火される

別々の事件に思えたこれらは　繋がっていた

 

公安の闇

 

警察の部署違い　分野を超えた事件を捜査するSCU

結城の指示のもと動いて

八神は「目がいい」と認められる

一瞬で識別する範囲の広さ　記憶力

八神には自覚がないが

 

 

これまでにも様々な警察官を描いてきた著者の新シリーズ始動です

 

 

解説は文芸評論家の池上冬樹さん