モンロー・ウォーク シャネルの五番 「ナイアガラ」での悪女役 「お熱いのがお好き」の可愛さ
あと「億万長者と結婚する方法」だったかでローレン・バコールとの対比
本人はラブ・コメでなく もっと深く次元の高い映画に出演したくって それが悩みでもあったようです
お色気女優としてしか見られず 同じような役しか来ない―と
不幸な生い立ち 狂うのではないか―という不安
自信のなさも彼女を責め苛みます
彼女のコメディエンヌぶり キュートな笑顔は見る者を幸せにしてくれたのに
「マリリン・モンローの世界」というドキュメント映画に マリリンの突然の謎の自殺の為に 完成できなかった映画の場面
その時 マリリンの子供役だった人へのインタビューもあります
マリリンは映画の撮影の合間 ひたすら美しく幸せそうに笑っています
おばあちゃんになったマリリンも見たかったな そう思うのです
ロバート・ミッチャムと共演した「帰らざる河」は大好きな映画です
マリリン・モンローの映画に嫌いなものは 一つもありませんが
有名なスカートふわわん~よりもこれ。
綺麗なモンローより、考える女モンローを見たかったと思うのは、彼女が深く高い次元の映画に出たいとここで知ったからだけではないような。
死なない方が演じられたのに、次の時代のマリリンモンロータイプと共演したら面白かっただろうになぁ!と思います。
内面を演じたかった・・・
最後の未完成の映画では 確かディーン・マーチンが相手役で 映画会社がマリリンを下ろそうとした時 マーチンは言いました
「この映画にマリリンが出ないなら 自分が下りる」と
子役に対する時のマリリンの表情を見ると・・・母親役・・・本当に似合っているのです
子供が「ウチのお母さんて美人なんだ!」って 胸を張って誇りにしたいような そんな雰囲気があります
ノーマ・ジーン 素顔の自分とのギャップに悩み 孤独に苦しんだ一人の女性
永遠のモンローでなくていいから もう少し長生きさせてあげたかったです
15歳の頃、TVの深夜映画でした。
それまでの印象・・・多くのメディア媒体でのエロチックな女性像!
一気に吹き飛びました!!
素朴で可憐で、そして純朴な少しお転婆なお嬢さんでした。
人々を引き付けて止まなかったのは、
きっと彼女のそういった素の部分が見え隠れしていたからでは
ないでしょうか。
多分彼女以外が演じたら ただのバカになってしまっていたでしょう
女性らしさを品を失わない放っとけなさを演じたら 天下一品でした