絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

越谷宿の歴史ある家たちプラスα  20 中村硝子店

2013-07-01 10:36:02 | 絵画

中村硝子店は旧街道に面しているのですが、

ご覧のようにトタンの看板に遮られて屋根の下にわずかに見える

木組みから、歴史を感じられだけです。

それで前のシリーズでは描かなかったのですが、

今回は描くことにしたのです。

少しでも見えるならば、描き残しておかないと

いつ無くなってしまうか分からないという危惧があるからです。

このブリキにペンキを塗った看板を取り除いて

木製の手を掛けた看板にしてくれたら

お店の雰囲気も、通りの雰囲気もとても良くなると思うのですが、

行政も新しい箱物には予算をふんだんに使いながら

古き良き物への配慮はなされません。

後になって失った物の大事さを悟っても取り返すことは出来ないのに・・・・

 

 

 


越谷宿の歴史ある家たちプラスα  19 大野家

2013-07-01 10:35:47 | 絵画

前回も大野家は描いていますが、今回は数枚描いて掲載します。

大野家はいつ行っても雨戸が閉まっていて中を覗う事が出来ませんでした。

今回は雛巡り等の行事に参加して、雨戸を開いて

お店の中に入ることも出来ました。

お店の内部はきちんと整理されていて、往事のままの様子が見られました。

この絵も描き直しましたが、普段はこのように雨戸が閉まり

ワンボックスカーがいつも駐まっています。

上は雛巡りの日の鉛筆画、下はそれに彩色した絵です。

最初の頁の絵で見て取れるように、大野家は道路側に店舗、その奥が住居そしてさらに蔵が連なっています。

他の家々もおそらくこのようは建物の配置になっていたのだと思われます。

越谷宿の豪商の昔の姿を今に留めている貴重なお宅です。

上の絵はページトップの絵とは別に描いた物です。

構図は似ていますが細部は違っています。

 


門松代わりのブラックベリー

2013-07-01 05:19:42 | 写真

門の脇に植えてあるブラックベリーが綺麗に色づいて

道行く人が立ち止まって見ていたりします。

見ていても良い感じですが食用にも絶好です。

木苺の仲間ですから程良い酸味が果実酒、ジャム、シロップなどに加工すると

色も綺麗だしとても美味しいです。ヨーグルトにも良く合います。