鍛冶忠商店は前回は正面からの構図のみでしたが今回は隣にあ
新しい建物も入れたのも描きました。
前回描いたときは、折角の歴史ある建物を赤や黄色の壁を入れて
改造しているのが私には不満でした。
でもよく観察すると意外に古い物と新しい物が
マッチしていることに気付いたのです。
右隣も鍛冶忠さんのビルのようです。
こうして新旧のビルを一緒に眺めると
赤と黄の壁が両者を一体化するのに役立っているのです。
古い物をそのまま保存するのも大切なことですが、
新しい物を取り入れて活用するというのも一つの行き方だと思いました。
京都タワーが出来たとき、なんと醜悪な物を古都に建てたのだろうと
不快に思った物でしたが、今になってみるとそれなりに
様になっていると思えるようになりました。
パリのエッフェル塔も建設当時は不評だったそうですが、
今ではパリのシンボルですからね。