私が描きたかったのはマンションの右手に小さく見える蔵ですが、
手前に二軒家があり、近づいて描くことが出来ません。
「歴史ある家たちプラスα」という表題ですから「α」という部分に入るかと思い
手前の家も後ろのマンションも描き込んだ絵になりました。
何年か経ってこの絵を見たら、案外越谷の歴史を語る貴重な?
資料になっているかも知れません。
とにかく今のご時世は、簡単に古い物は取り壊して、味も素っ気も無い
画一的な建物に替えてしまうからです。
日本全国何処の街でも同じような建物が建っています。
プレハブメーカーのカタログでこの形を、と言う建築が主流だからでしょう。
昔は家の外壁にしても関西では縦羽目板、
関東では横羽目板にするのが習いでした。
今ではそんな区分は無くなっています。