左側にぼんやりと描いてあるのが越谷商工会館です。
この絵は会館との間にある細い隙間を通って裏側から描いています。
かなり瓦もずれているし壁も傷んでいますが、現住されておいでのようです。
お住まいの方には、裏から覗き込むなんて失礼だ、
とお叱りを受けるかもしれませんが、
越谷には良い建物がまだこんなに残っているのだ、
ということを多くの方に知ってほしいという気持ちで描いているので
お許しいただきたいと思います。
屋根の形も入り組んでいて興味深い建て方です。
屋根の隅が90度ではなくもっと開いた形というのも珍しいと思いました。
もっとよく見える場所があればその面白さを
ちゃんとお伝えできる絵になるのですが、
何しろ狭い場所で体を斜めにしていなければ描けないような場所ですから
このよな構図で描くのが精一杯なのです。