繁華街にあるのにそんな騒々しさは関係ない、と言った風情が漂っています。
板塀の造りと言い、蔵のしっとりとした色合いと重量感が際だっています。
絵描きの私に向かって、「どうだい、描いてみたくなるだろう?」
と誘っているかのようです。
板塀の隙間からはみ出している枝は、緑色の葉だけでしたが、
私が勝手に紫陽花に置き換えました。
家の角にある幟旗は、この家とは関係ないと思いますが、
実際に置いてあったのでそのまま描きました。
雑然とした町中にポツンとこんな景色があるなんて、越谷は好い街だと思いました。