国道1号線の藤沢と茅ヶ崎の境目にある大山街道入口交差点です。ここで旧東海道を横切っているのが大山道です。江戸時代盛んであった大山詣の道の1つです。
信号左手の植え込みの中に、常光明真言塔という巡礼供養塔を見つけましたが、「常光」の文字しか残っていませんでした。辻堂にある宝仙寺への道標として建てられたようです。
信号右手の角にも、西国坂東秩父巡礼供養塔がありました。1803(享和3)年に用田村の人々が建てたもので、側面に「あふり山わけ入る道にしおり置くつゆの言の葉しるべともなれ」という歌が刻まれています。
注)親切な人が、読めるように掲示を用意してくれた結果です。